先日敗戦したバーンリー戦では、スタメンで出場したものの、躯が重そうな印象を受けたダニエル・スタリッジですが、今日のバートン戦では、かなりコンディションも上がっていたように見えました。
バートン戦では、63分からのプレイになったスタリッジでしたが、限られた時間内で、しっかりとストライカーの役割を全うしてくれました。
77分、83分と、立て続けに2ゴールを奪ったスタリッジでしたが、いずれもチームメイトとの連携、流れの中から生んだ得点であり、非常にいい形だったと思います。
チームとしては4点目、スタリッジにとっては1点目となったゴールは、ジェイムズ・ミルナーがお膳立てをしました。
この日も、左サイドバックで先発したミルナーは、ボールをキープしながら、右サイドのほうへスライドしていき、シュート性のクロスを入れ込んできました。
はい、誰かがちょっと触ってくれればゴールに入るよ!という弾道でしたが、そこにしっかり詰めていたのがスタリッジ。
スタリッジの2ゴール目は、マネが起点となりました。
やはり、右サイド寄りからマネがペナルティエリア中央にいるスタリッジへ丁寧なパス。
マネからのボールを受けたスタリッジですが、その後の動きが実にクイックで、左足の振り方が非常にコンパクトでシャープなものでした。
いずれも、チームメイトとのコンビネーションから決めたゴールであり、それぞれ違う質のプレイだったので、スタリッジも気持ちよく試合を終えることが出来たと思うし、感触を取り戻したのではないでしょうか。
スタリッジにとって、ポジティブな日になったと思います。
長いプレミアリーグのシーズンを常に上位でい続けるためには、エースの活躍が不可欠です。
そういった意味では、今日のバートン戦は、今後へ向けて、大きな意味をもってくるかもしれません。
スタリッジが、良い感触をもって試合を終えた。
それは、間違いのない事実だと思います。
次はぜひ、プレミアリーグで、相手のゴールネットを揺らしてほしいですね。
期待をしていい今日の出来映えだったと思います。