アメリカへ渡り、長い治療を受けた後、一度はチームに復帰したダニエル・スタリッジですが、現在はチームに加われない状況です。
トッテナム戦の際には、「シリアスなものではない」との診断であり、サウサンプトン戦には、まず出て来るだろうと予想されていたわけですが、どうも状況は、それほど単純ではないようです。
ユルゲン・クロップは、現時点では明言を避けているものの、日曜日の試合に間に合う保証はないようです。
クロップは、日々、スタリッジの状況を注意深く見ているところだ・・・という説明をしており、「もし、明日のトレーニングに加われるならば、チームのオプションになれるということだ」と述べ、土曜日のトレーニングに参加出来るかどうか?も、状況次第ということのようです。
推測で決めつけてはいけませんが、流れ的には、日曜日のプレミアリーグに出場するのは難しいのかな?という受け取り方も出来そうです。
なお、今回、スタリッジが問題を抱えているのは、膝のようで、日本で言うところの「水がたまる」という状態のようです。
こういった場合、根本的な原因が分かればいいのですが、スタリッジの場合は、過去何度も腰から脚にかけての怪我を繰り返しており、様々な部位に負担もかかっていたのでしょうか・・・。
クロップが語った言葉の中には、別の視点での新たな検査も実施したとのことで、スキャン等も施したようです。
サウサンプトン戦も大切ですが、何より、また長期離脱になることは避けたいですね。
せっかくの才能も、怪我に泣かされる日々が続けば活かせないし、何より、フィジカルだけではなく、メンタル面でも負担は小さくないと思います。
断定は出来ませんが、おそらくクロップとしては、現場をあずかる指揮官として、スタリッジ抜きのフォーメーションを描いていることでしょう。
問題は、スタリッジがサウサンプトン戦を欠場した場合、その離脱期間が、どれくらいの長さに渡るか?ですね。
おそらく、そのへんについては、明日にも新しい情報が入るのではないでしょうか。