この夏での去就が注目されていた南野拓実ですが、私は心のどこかに、もしかしたらリバプールに残ってくれるのではないか?という淡い期待は持っていました。
リバプールは新戦力も獲得しているものの、ディボック・オリギが去り、サディオ・マネもバイエルン・ミュンヘン行きが、ほぼ間違いない状況ではありますし。
また、南野拓実の場合には、攻撃的な中盤でもプレイが可能ではあり、そんな理由から「もしかしたら」という気持ちはありました。
しかしながら、南野拓実のリバプールでの挑戦はこの夏で終わりを告げ、新しい旅へ出ることになりそうです。
Sky Sportsが報じるところによれば、南野拓実の新天地はモナコとなり、£15.5mで合意に達したとされています。
タキがザルツブルクからリバプールへやって来たのは2020年のことでした。
リバプールでの公式戦には55試合の出場を果たしており、14ゴールを決めています。
2020-2021シーズンの後半は、サウサンプトンへローンで出ていましたが、2021-2022シーズンは、リバプールに戻って来ており、22試合に出場。
10ゴールを記録しました。
リバプールには、強烈なフォワードが多いため、どうしても出場機会が限られますが、そんな中でも10ゴールを決めたことは、間違いなく貢献をしたと言っていいと思います。
特に、カラバオカップ、FAカップでは、南野拓実の活躍は秀でており、リバプールの4冠チャレンジのために力を尽くしたところです。
タキの件については、移籍関連のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏も情報を更新しており、モナコ行きで合意に達したとしています。
契約期間は5年になると。
また同氏は、メディカルチェックの前に、より詳細なことが話し合われるとの見解を示しています。
LFCからの公式発表はまだ出ていませんので、もしあれば、その際にしっかりと書きたいと思いますが、歴史と伝統のあるリバプールというクラブに、日本人として初めて加入をしたのは南野拓実。
その事実が変わることはありません。
リバプールという世界屈指の攻撃陣をもったチームでポジション争いをして来たタキ。
そこでやって来たのですから、どこへ行っても大丈夫!
私は、そう思います。