本年6月末をもって、リバプールとの契約が満了となるジョルジニオ・ワイナルドゥム。
先日のこと、パリ・サンジェルマンに新天地を求めることが公式に発表されました。
そのことは、この場でもお伝えしたのですが、ジニへの感謝をしっかりと書いておきたいと思います。
ジニには、本当に感謝しかありません。
ジニが生を受けたのは、ロッテルダムの地であり、1990年11月11日のこと。
誕生日が巡ってくると31歳になります。
ただ、その運動量は衰えを知らず、90分間にわたり、ピッチ狭しと走り回ってくれたことは忘れられません。
ニューカッスルからリバプールへとジニがやって来たのは2016年夏のことで、ちょうど5年間リバプールに在籍したことになります。
その間、公式戦237試合に出場し、決めたゴール数は22。
オランダ代表でのジニは、ゴールに絡む頻度が高いと思うのですが、リバプールで任された役割は、代表とは違うものでしたから、それが反映された数字かと思います。
しかしジニは、与えられた仕事を実直にこなした。
本物のプロフェッショナルだと思います。
5年間に及ぶリバプールでの生活。
ジニが獲得したタイトルは、次のとおりです。
■プレミアリーグ(2020)
■チャンピオンズリーグ(2019)
■UEFAスーパー・カップ(2019)
■FIFAクラブ・ワールドカップ(2019)
特に、チャンピオンズリーグの優勝に関しては、ジニがもたらした!と言っても、決して過言ではないと思います。
バルセロナ戦でセカンドハーフからピッチに入り、怒濤の連続ゴール!
見事でした。
バルセロナを奈落の底へ突き落とす狼煙をあげたのがジニだった。
ビッグ・マッチに強いということは、スターの条件ですね。
またジニは、本当に怪我が少ないプレイヤーで、ユルゲン・クロップ監督からの信頼も厚く、非常に重用されましたね。
ちょっと長く離脱したケースといえば、たしかウィルス性の疾患にかかってお腹を壊し、げっそり痩せてしまった時くらいだったかと・・・。
怪我に強いプレイヤーというのは、試合数が多いチームにとって、とても貴重な存在でした。
また、プレイとは直接関係がありませんが、ジニの笑顔は最高だった。
何か、ファンを幸せにするオーラを持っていましたね。
ジニもまた、キャプテンシーを持ったタレントだったと思います。
リバプールでのラストシーズンでは、ジョーダン・ヘンダーソンが長く離脱。
第3キャプテンのファン・ダイクもシーズン・アウトとなっていたため、ジェイムズ・ミルナーがピッチにいない試合では、キャプテンのアームバンドを巻いていたジニ。
苦しい中、リーグ3位に順位を押し上げたレッズですが、チーム全体の力ですが、ジニの貢献も大きかった。
昨年から、「ジニはバルセロナへ行くだろう」という報道が多かった中。
彼は、PSG行きを選択しました。
新しいシーズンからは、色の違うユニフォームを着るわけですが、ジニの健康と幸せを心から祈ります。
パリでも幸運を。
ジニならば、どこでもやって行ける!
言葉足りませんが、ジニへの感謝を込めて。
ありがとう!ジニ!