ひとつ前の記事で、チャンピオンズリーグ決勝の舞台へと向かう24人のメンバーをご紹介しました。
勿論、シモン・ミニョレも入っているわけですが、ここまでの流れを見る限り、余程のことがない限り、ゴールキーパーはロリス・カリウスでありましょう。
しかし、シモン・ミニョレは、チームの一員として出来る限りのことをやるという趣旨の発言をしています。
自分のこれからよりも、チャンピオンズリーグ決勝のほうが重要だと、シモン・ミニョレは言います。
去就に関する憶測で、チームの一体感を乱したくないと。
シモン・ミニョレの言葉については、Sky Sportsが報じており、その中で、シモン・ミニョレは、こんなことも話しています。
(Simon Mignolet)
チームよりも大きな存在はないよ。
特に、チャンピオンズリーグの決勝でプレイしようとするときにはね。
プレイヤー達やサポーターが必要とする役割を果たさなければいけないんだ。
トロフィーを勝ち取ろうとするとき、どの個人も重要ではない。
ぼくは、出来るだけの役割を果たせるようにトライするよ!
同誌の記事を読んでいくと、シモン・ミニョレは、自らの去就に関して、いろいろ言われることで、ドレッシングルームの雰囲気を壊したくないという思いがあるようです。
むしろ、皆の士気を高める役割を担いたいと。
こういう気持ちを持てることは、スポーツマンシップですね。
悔しいという気持ちや、自分には出来る!という気持ちもあることでしょう。
しかし、チャンピオンズリーグの決勝が目の前に迫って来た状況で、シモン・ミニョレは、たとえ控えであっても、役割があるし、果たすべきだとしています。
もしかしたら、リバプールが優勝をしたとき、真っ先にピッチへ走って行くのは、シモン・ミニョレかもしれませんね。