ユルゲン・クロップ監督が就任し、試合に臨むスタイルはもちろん、戦う気持ちを前面に出すことなど、多くの変化があり、必然、各プレイヤーも監督が求めるものを実行しようとしているのだと思います。
多くの面で変化があるのは当然のことだとはいえ、私が個人的に思っているのは、クロップが監督になってから、最も変わったのは、もしかしたらママドゥ・サコーではないか?と・・・。
以前のサコーとは、別人とまでは言いませんが、かなりの変化があったように感じています。
何と申しますか、ボールを受けたときのドタバタ感がなくなり、シンプルにプレイするシーンが増えたと思うのです。
以前のサコーであれば、自分がボールをもったとき、こねる・・・というか、ひとつ、ふたつと次のプレイを考えていたような印象があり、その分、相手に距離を寄せられるシーンが多かったように思います。
それが、なぜか最近は、かなり安心して見ていられるようになった。
サコーに何が起こったのか?
実に興味があります。
今後、どんどんサコーが安定してきて、最終ラインに不安がなくなってくれば、左サイドのアルベルト・モレノも、攻撃に参加できる回数が増えていくことでしょう。
これは、まったくもって、私の推測ですが、サコーは、クロップあるいはコーチから、何らかのヒントをもらったのではないか?
そんな風に思っています。
今後、ディフェンス面での自信を深め、結果が伴ってくれば、前線へのフィードなども、より上手くこなせるようになるのではないか?
そんな期待を抱いています。
新戦力の補強も、ファンにとっては楽しみなものですが、今いるプレイヤーが成長していく姿を見ることも、実に楽しみですね。
私としては、今後のサコーが、更にどのように成長していくのか?
密かに楽しみに注目していきたいと思っています。