どのクラブにも特別な意味を持った番号があると思います。
リバプールならば、まずは7番でしょうか。
これは、ケビン・キーガン、ケニー・ダルグリッシュが背負い、黄金時代を築いたことに、多く由来していると、私は思っています。
さらには、やはり8番ですね。
これは、スティーブン・ジェラードの代名詞。
そこに加えたいのが9番。
かのイアン・ラッシュが身につけ、ロビー・ファウラーも伝統の番号を背負った。
リバプールの9番は、ゴールハンターであることが宿命ですが、残念なことに、フェルナンド・トーレスが去って以降、なかなか結果を出せずに来たのも事実だと思います。
しかし、その近年の歴史も塗り替えられる時が来たようです。
ロベルト・フィルミーノの覚醒。
ロベルト・フィルミーノは、ある意味、今までにない9番のスタイルを具現していると思います。
ゴールを決めるだけではなく、アシストも出来る、崩しも得意。
さらには、象徴的なのは、プレスをはじめ、ディフェンス力もあることですね。
相手からボールを奪うスキルが非常に高い。
これは、子どもの頃から培った感覚的なものも由縁しているのでしょうか。
また、自分を犠牲にしての動きもしてくれることは、チームとして本当に助かることでしょう。
ロベルト・フィルミーノは、間違いなく、これからもどんどん良くなっていくことでしょう。
リバプールに新しい時代をもたらす9番。
ボビーには、末永くリバプールにいてもらいたい。
そう願っています。
益々の活躍を!