不透明感が漂っているマリオ・バロテッリの去就ですが、ここ数日、各メディアが報じているのは、「ミランへローンで戻るのではないか!?」という話ですね。
この噂が広まった背景には、先週末、バロテッリがイタリアへ飛び、ミランのミハイロヴィッチ監督と会っていた!と、報じられたことに端を発しています。
また、ここへ来て、ミランのガッリアーニCEOも、バロテッリ獲得についての動きがあることを認めており、今後の動向が気になるところです。
この夏におけるリバプールのストライカー、その補強状況を見ても、既にバロテッリに居場所がなくなっているのは、認めざるを得ないことかと思います。
ただ、バロテッリが、ベンチにも入らず、スタンド観戦をしている姿は、何とも切ない・・・。
もし、ミラン復帰で話がまとまるなら、リバプールとしても、出来るだけのフォローはするべきだと、私は思っています。
ローンで出すといっても、どうもサラリーに関しては、リバプールも負担をするという契約のように言われています。
もちろん、それはクラブにとっては手痛いことですが、考えてみれば、バロテッリを「バーゲン価格」という名のもとに、リバプールへ連れてきたのは、まだ一年前のことです。
元を正せば、その際の判断が間違っていたということで、ある程度の譲歩(負担)は、残念ながら、やむを得ないのではないか?と、私なりに思っています。
年齢的なことを考えても、バロテッリは、まだまだイタリアにとって必要な存在となる可能性もある・・・。
そういったプレイヤーを育成しよう!というクラブがあってもいいように思うのです。
残念ながら、リバプールでは、バロテッリの居場所はなかった。
これは、バロテッリ個人の問題だけではなく、実際に必要と認めて獲得した事実も、忘れてはいけないと思います。
あたら才能あるプレイヤーの芽を摘むことはしたくないですね。
バロテッリが、ミランへ行き、今一度輝きを取り戻せるならば、リバプールとしても一肌脱ぐしかないのでは?
私は、そんな風に思っています。