アンフィールドへドルトムントを迎えてのヨーロッパリーグ準々決勝。
間違いなく、世界中の注目を集めていることでしょう。
リバプール入りしたドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、この場所でリバプールと対戦することを考えると気持ちが昂ぶるとしつつも、フットボールに集中し、ファーストレグよりもいい試合をしたいと語っています。
ユルゲン・クロップの存在は意識しない・・・という趣旨の発言もしていますが、それ即ち意識している証拠だとも感じます。
トゥヘル監督は、少なくとも2点を決めるために私達はここへ来ているとも発言し、リスクを冒してでも攻撃に出るとしています。
(TT)
この場所でリバプールと試合をすることを考えると、気持ちが昂ぶるね。
率直に言って、ファーストレグのスコアは、あまり気にしていないんだ。
我々は、ベストを尽くすために、ここへやって来た。
どれほど難しい試合になるかは分かっているが、我々は1点ではなく、2ゴール以上を決めるために来ているんだよ。
リスクを冒してでも攻撃するつもりだ。
ファーストレグにおいてプレイヤー達は、多少ユルゲン・クロップの存在が気になっていたかと思うが、セカンドレグでは新鮮な気持ちでアプローチできると思うよ。
純粋にフットボールに集中することになるだろうね。
スタリッジとオリギのどちらが怖いかって?
それを明かすことはしないよ。
ただ、オリギについてはファーストレグで素晴らしいパフォーマンスを見せていたし、彼のクオリティーは承知している。
もちろん、スタリッジのことは、よく知っているよ。
いずれが出てこうようと、我々は準備が出来ていると言っておくよ。
今回の試合では、早い時間帯からドルトムントがゴールを狙いに来るということは、リバプールとしても当然織り込み済みでありましょう。
ぜひ、その逆手を取りたいですね。
ドルトムントは、攻撃的プレイヤーに優れたタレントが多く、これまでも書いてきましたように、いかに中盤のエリアでリバプールが潰せるか!が、大きな鍵になってくると思います。
前がかりになっているドルトムントのボールを高い位置で奪えれば、それこそリバプールのチャンスに転じます。
ある意味、中盤のプレイヤー達が、どれだけ厳しくも効果的なプレスをかけにいけるか!が、この試合の勝敗を分けそうに思います。
ヒルズボロの悲劇が起こった日を直前にした試合だけに、リバプールのメンバーもサポーターも最大限のパワーを発揮することでしょう。
いい試合を期待すると共に、リバプールには勝ち上がってほしい。
そう願ってやみません。