6月から開催されるコパ・アメリカでのセレソン入りも決定したコウチーニョ。
今後、ますますの飛躍が期待されますね。
リトル・マジシャンと呼ばれるコウチは、今シーズン、本当に素晴らしかった!
その一言に尽きると思っています。
今シーズン、勝てなくなった時期に、「今の状況であれば、コウチーニョがプレイしやすい布陣を組むべき」と、書いたことも思い出されます。
元々、卓越したテクニックを持っていたコウチですが、今回は雑感として、普段あまり語られないコウチの良い部分を、私なりに書いてみたいと思います。
1 大胆に止まれる
名プレイヤーに多いと思うのですが、コウチは、流れるようなプレイだけではなく、急にストップしたりと、相手の意表をつく動きが、自然に身についていると思うのです。
これがあることによって、上半身をちょっと動かしただけで、フェイントになり、自分をフリーにするスペースを作ることが出来る。
鮮やかなテクニックと自信があればこそ、なし得ることだと思います。
2 怪我をしない
どんなにいいプレイヤーでも、試合に出なければ、その才能を発揮することは出来ません。
リバプールへやって来て以来のコウチは、あまり話題にのぼりませんが、極めて怪我の少ないプレイヤーだと思います。
躰の柔軟性もあるのでしょうが、怪我を回避するという面でのテクニックも卓越しているのでは?と、私は考えています。
3 イエローカードが少ない
コウチが、カードを受けるシーンは、ほとんど記憶にありません。
攻撃的位置にいるから・・・ということもあるでしょうが、それにしてもカードが少ない。
逆に、相手からファールを受けてカードを出させるシーンはよく見ますが、それでも怪我に繋がらないのは、瞬間、瞬間の呼吸を読むだけの余裕があるからではないでしょうか。
他にも多々、コウチの良い部分はあると思いますが、セレソン入りでますます自信をつけ、来シーズンはさらに飛躍することでしょう。
リバプールとしては、ぜひコウチのよい部分を沢山演出できるような、メンバーチョイスと戦術を練ってほしいと思います。
いまでも、「ワールドクラス」と呼んでもいい!と、個人的には思っているのですが、誰もが認めるワールドクラスにコウチがなる日も近い。
・・・・私は、率直に、そう思っています。
来シーズン、アシストが増えることはもちろん、コウチ自信が10ゴール以上をゲットできる状況になれば、チームとしても、かなりいい線へ行くのではないでしょうか。
新しいシーズン、新しいチームのキーマンは、コウチかと。