ユルゲン・クロップさんが、リバプールの指揮官に就任したのは8年前、2015年10月のことでした。
表現し難い閉塞感が漂っていたリバプールに、クロップさんはパッションを持ち込みましたね。
クラブとして獲得できるタイトルのことを書くと、ヨーロッパリーグ以外のあらゆるタイトルをリバプールにもたらした実績を誇っています。
これだけの戦績をおさめることができた理由のひとつには、適切な時期に適切な補強なり放出を行って来たからだということも出来ますね。
クロップさんがリバプールの監督になって、最初に獲得した選手を憶えていらっしゃいますか?
それは、マルコ・グルイッチでした。
逆に、最も最新の補強はといえば、ライアン・フラーフェンベルフ。
この8年間にわたるユルゲン・クロップ体制下で、リバプールは37人の新戦力を連れて来ているそうです。
私の印象では、リバプールの補強は当たりが多く、時には思うような結果が出ない選手もいましたが、総じて上々の補強をして来たと思うのです。
37人の新戦力を獲得し、トロフィーを掲げて来たレッズ。
最も素晴らしい補強は誰だったのか?
それをMirrorが記事にしています。
(私の意見ではありません)
Mirrorですが、リバプール最高の補強5人をチョイスするにあたってはAIによって結論をはじき出したそうです。
ここでは、その5人をご紹介したいと思いますが、抑えておきたいのは、ロベルト・フィルミーノについては、ブレンダン・ロジャーズ体制の際にレッズへやって来たということです。
では、AIが出したリバプールで最も成功した5人を・・・。
■第5位:アンディ・ロバートソン
リバプール不動の左サイドバックであるアンディ・ロバートソン。
信じられないような仕事量を誇ると同時に、ハル・シティからの移籍金は£8m前後と見られており、世紀の大バーゲンだと言わしめるに至ります。
■第4位:サディオ・マネ
サディオ・マネがリバプールにやって来たのは2016年のことで、サウサンプトンからの加入でした。
クロップさんが長年注目して来たと言われたサディオ。
当時のリバプールは£34mを費やしたと見られています。
■第3位:モハメド・サラー
サラーは、ローマからの加入であり、時期は2017年夏のことでした。
移籍金は£34mで、サディオとほぼ同額での獲得となりました。
彼等が、リバプールのフロントスリーとして爆発することを予想できた人は、そうは多くなかったと思います。
■第2位:アリソン・ベッカー
アリソンもモーと同じくローマからの加入であり、2018年夏のこと。
移籍金は£66mと見られています。
当時のゴールキーパーとしては、かなりの高値ではありましたが、それ以上のものをアリソンはレッズにもたらしましたね。
■第1位:ファン・ダイク
2018年の1月に、サウサンプトンからやって来たファン・ダイク。
当時の移籍金は£75mで、クラブレコードとなりました。
(現在は、ダルウィン・ヌニェスの移籍金が最高値)
攻撃はいいが、ディフェンスが脆いと指摘されていたリバプール。
ファン・ダイクを獲り、続けてアリソンを獲得することで、一級品のチームが完成しました。
AIが、様々なデータをもとにはじき出したトップ5。
今後、ドミニク・ソボスライあたりも入って来るのでしょうか。
今シーズンのリバプールは、特に中盤において大きなメンバー入れ替えがありましたが、ユルゲン・クロップ体制の新章だと言ってもいいと私は思っています。
そこで、再び栄光をつかむために、また新しい選手達が奮起して行くことになります。