先ほど、プレミアリーグ第20節のトッテナム対リバプール戦が終了しました。
リバプールにとって、アウェイマッチではありましたが、1-3のスコアで勝利を飾っています。
何と言っても、やはりリバプールが勝利をするというのはいいものですね。
久しぶりに気持ちのいい試合を見せてもらった感があります。
■45+4分:ロベルト・フィルミーノ
■47分:トレント・アレクサンダー=アーノルド
▲49分:失点
■65分:サディオ・マネ
何より、得点力不足に陥っていたチームが、多くのフィニッシュへ行けたことを嬉しく思います。
これで選手達も自信を取り戻すことでしょう。
リバプールの先制ゴールとなったボビーの得点ですが、ジョーダン・ヘンダーソンからの長い縦パスが出ており、それをサディオ・マネが胸トラップから折り返し。
ゴール前に詰めていたボビーが綺麗に押し込んだものです。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのゴールですが、まず、サディオ・マネが強烈なシュートを放ち、ゴールキーパーがはじいたところを狙っていたトレントが、強烈な右足のシュートを相手ゴールに突き刺しています。
リバプールの3点目、これはトレントが右サイドから長い距離のクロスを供給。
ボックス内に走り込んだサディオ・マネが、しっかりと抑えて素晴らしいゴールをゲットしたものです。
失点シーンは、ミドルを決められたものですが、あれは相手ながら、あまりにシュートが凄すぎて、アリソンもノー・チャンスでした。
クリーンシートを達成したかったですが、あれだけ良いシュートを打たれてしまっては仕方ないし、崩されたわけではないので、私は許容するしかないと思っています。
今日の試合ではまず、昨年12月からのフラストレーションを払拭するかのように、よくフィニッシュへ行けていたし、ピッチ全体で粘りを見せてくれたと思います。
決して目立つ存在ではありませんが、ジェイムズ・ミルナー、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ジョーダン・ヘンダーソンの粘りは特筆すべきものがあったし、90分間戦い続けてくれましたね。
躯を張った献身性が印象的でした。
ナイス・ファイト!と言いたいと思います。
また、このところ批判を浴びる傾向にあったトレントも、強烈なゴールを決めたし、アシストもしています。
これからまた、上り調子となり、縦横無尽に活躍をしてほしいと思います。
試合序盤を振り返ると、3分の時間帯に、ソン・フンミンにゴールを揺らされましたが、これはVARによりオフサイド判定。
逆にリバプールは、56分にモハメド・サラーが素晴らしいシュートを決めましたが、その起点となったボビーが相手を背負っていた際、ハンドがあったとVARでジャッジされノーゴールに。
ただ、モーもゴールネットを揺らしていますので、これまでの数試合を思えば、かなりフィニッシュへ行けるようになったし、決定力も回復してきましたね。
久しぶりに、リバプールらしい試合を見せてもらいました。
この調子で、走ってほしいと思います。
くしくも、プレミアリーグ後半戦初の試合で、トッテナムホームで勝利を飾ったことは、実にポジティブな結果に違いありません。
不安要素があるとすれば、センターバックのジョエル・マティプがハーフタイムでピッチを退いたこと。
その状況が気になります。
なお、リバプールは、この試合で3人の交代枠を使っています。
それをまとめて、この稿を閉じたいと思います。
ナイス・ゲーム!でした。
■78分:チアゴ → ジョーンズ
■87分:フィルミーノ → オリギ