さきほど、ホワイト・ハート・レーンでの対トッテナム戦が終了しました。
結果は、0-0、スコアレス・ドロー。
ただ、今後、明らかに何かが変わる可能性を感じる試合だったと思います。
スタメンについては、LFCのグラフィックのとおりですが、ダニエル・スタリッジがメンバー入り出来なかったことは、実際、かなり痛かったですね。
もちろん勝ち点3は欲しかったものの、代表に加わっていたメンバーが戻って来てからの日数を考えれば、しっかり練習できたのは、2日ないしは3日間程度だったことでしょう。
そんな中で、明らかにリバプールが変化する兆しは見えたと思います。
まず、この試合でのマン・オブ・ザ・マッチを自分で選ぶならば、今日はシモン・ミニョレでしょうか。
かなり集中していたと思います。
センターバック、特にマルティン・シュクルテルが、ハリー・ケインに裏を取られるシーンが目立ちましたが、ナサニエル・クラインとの受け渡し、連携等々も、今後改善していくだろうし、これからの課題としておきましょうか。
私が感じたのは、ファーストハーフは、かなりアグレッシブにチーム全体でプレスをかけにいけていたと思うのですが、若干、エムレ・チャンが試合に溶け込んでいないかな?という部分でした。
しかし、ハーフタイムに、かなり言われたのか、セカンドハーフは、だいぶプレイに関与できてきたと感じます。
また、フィリペ・コウチーニョとアダム・ララーナは、よく走った。
そのへんは、しっかり評価されるべきだと思います。
どうしても、ピックアップされそうなのは、ストライカーとして先発したディボク・オリギですが、おそらくは、突然のスタメンだっただろうし、今の段階で、あまり厳しいことを言うのは、気の毒かと思います。
ただ、ボールの引き出し方、相手ディフェンダーとの位置関係における駆け引きは、今後経験を積む中で、勉強していくことになるのでしょう。
リバプールとして、戦術面で厳しかったのは、とにかく点取り屋の控えがいなかったこと。
今後、ダニエル・スタリッジとクリスティアン・ベンテケが、しっかり復帰してくれればいいのですが、そのへんに不安があるなら、ロベルト・フィルミーノを高い位置で起用する可能性もあるかな?と、私は思っています。
また、アルベルト・モレノは、持ち味であるアグレッシブさが、出し切れていなかった感もありますが、新体制になって、まだ一試合。
今後に期待しましょう。
ひとつ言えることは、間違いなく、リバプールは変わる!
そのことが、はっきりと見えたということでしょうか。