先ほど、プレミアリーグ第17節のトッテナム対リバプール戦が終了しました。
近年、このカードは多くのゴールが生まれているとご紹介をしたのですが、今日も沢山のゴールが決まる試合となりました。
試合結果ですが、3-6のスコアでアウェイのリバプールが勝利しています。
3失点は正直悔しいですが、トッテナムのホームで6得点ですから贅沢は言いますまい。
それも過密日程の中ですからね。
リバプールの波状攻撃が炸裂した試合だと言ってもいいでしょう。
得点経過については、次のとおりです。
■23分:ルイス・ディアス
■36分:アレクシス・マクアリスター
▲41分:失点
■45+1分:ドミニク・ソボスライ
■54分:モハメド・サラー
■61分:モハメド・サラー
▲72分:失点
▲83分:失点
■85分:ルイス・ディアス
先制点となったルイス・ディアスのゴールですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドが蹴った右足のクロスがまず絶妙で、カーブがかかりながら落ちて行くボールでした。
それをルイス・ディアスが渾身のダイビング・ヘッドでフィニッシュしています。
リバプールの2点目はアレクシス・マクアリスターが、これもヘッドで決めたものです。
アンディ・ロバートソンのクロスにドミニク・ソボスライが競り、残ったボールをマクアリスターがヘッドで決め切ったもの。
このゴールの起点はジョー・ゴメスからソボスライへの縦パスでした。
41分に1点を返されたものの、リバプールの勢いは止まらず45+1分にドミニク・ソボスライが決めています。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが左足でクリアに近いボールを蹴り、それをソボスライがヘッドで流してモハメド・サラーへ。
すると、モーが絶妙なパスをソボスライへ返し、ドムはゴールキーパーの股間を抜いたシュートを決めたもの。
このゴールをアシストしたモーは、クリスマス前にしてゴール、アシストともに二桁を記録した初めてのプレミアリーグ選手となっています。
おめでとう!ですね。
偉大な記録を達成したモーが、セカンドハーフにはゴールゲッターとしての凄味を見せつけます。
まず、54分にはカウンターからの攻撃をリバプールが仕掛け、コーディ・ガクポがスピードに乗ったドリブルで前進。
ガクポは、左を走るルイス・ディアスにボールを出し、この展開でゴール前でソボスライがシュート!
跳ね返って来たところでモーがトドメを刺しています。
この攻撃の起点となったのは、アンディ・ロバートソンのディフェンスからでした。
さらにモーは61分にもゴールを記録。
これもディフェンスのファン・ダイクがチェックをしたことが起点になっており、ルイス・ディアスとコーディ・ガクポとでボールを運んでドムへ。
ドムは、モーにプレゼントとも言えるパスを出しモーは右足のインサイドキックでしっかりとミートしたシュートを決めました。
72分、83分と失点を喫したリバプールでしたが、今日の攻撃力には自信があっただろうし、決定力も高いものがありました。
85分には、ルイス・ディアスがこの日2点目となるゴールを決めて、試合を決定づけた形となっています。
この時のルイス・ディアスが決めたゴールですが、やはりアシストはモーであり、さらに自身の記録を伸ばしています。
フィニッシュをしたルイス・ディアスも全身をひねりながらしっかりと振り切ったシュートを放ったものです。
2位にいるチェルシーがエバートンと引き分けて勝ち点を落とした直後だけに、今回の勝ち点3は大きいですね。
3失点は今後の反省材料とするべきですが、トッテナムのホームでしたから、そこで攻撃力が爆発したのは悪くない傾向だと思います。
おそらく、新たな負傷者も出ていないと思われ、また次の試合へ向けて集中して行きたいですね。
新記録を達成したモーは素晴らしかった。
ルイス・ディアスも攻守への貢献が光っていたと思います。
そんな中ですが、私はドミニク・ソボスライが持っているアスリート能力の高さに感銘を受けました。
今日の試合に限ったことではないのですが、ソボスライが見せる運動量あるいは質は絶品ですね。
いい仕事をしてくれました。
なお、この試合でリバプールは4人の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■68分:コーディ・ガクポ→ディオゴ・ジョタ
■68分:アレクシス・マクアリスター→カーティス・ジョーンズ
■87分:ルイス・ディアス→ダルウィン・ヌニェス
■87分:モハメド・サラー→ハーヴェイ・エリオット