アウェイの地へ乗り込み、トッテナムと対戦したリバプール。
惜しくもクリーンシートは逃したものの1-2のスコアで勝利、勝ち点3をゲットしました。
リバプールのスコアラーは、アレクサンデル・イサクとウーゴ・エキティケで、取るべき人が取った形ですね。
今回は、この試合における主だったスタッツを確認しながらトッテナム対リバプール戦を振り返るよすがとしたいと思います。
■主なスタッツ
| 項 目 | トッテナム | リバプール |
| 総シュート数 | 15 | 8 |
| ショッツ・オン・ターゲット | 4 | 4 |
| ボックス外からのシュート数 | 4 | 1 |
| ボックス内からのシュート数 | 11 | 7 |
| ポゼッション | 34.924 | 65.076 |
| デュエル勝率 | 44.928 | 55.072 |
| コーナーキック獲得数 | 2 | 6 |
| トータル・パス数 | 322 | 614 |
| パス成功率 | 76.398 | 88.274 |
| 敵陣でのパス数 | 187 | 421 |
| 敵陣でのパス成功率 | 71.658 | 86.223 |
| ファイナルサードでのパス数 | 103 | 238 |
| ファイナルサードでのパス成功率 | 67.961 | 84.034 |
| ペナルティエリアへの侵入回数 | 21 | 36 |
| クロス数 | 20 | 23 |
| クロス精度 | 20 | 21.739 |
| タックル数 | 11 | 4 |
| タックル成功率 | 63.636 | 100 |
| インターセプト | 7 | 7 |
| イエローカード | 5 | 3 |
| レッドカード | 2 | 0 |
■パスの数値が良いときのリバプールに近づく
リバプールにとってはアウェイゲームでしたが、ポゼッションでは上回っており、私が注目したのはパスの成功率でした。
全体、ファイナルサードでのパス成功率ともに80パーセントを超えており、これは良いときのリバプールが出すデータに近くなってきたように思います。
シュート数ではトッテナムが上回っているものの、枠内シュートはお互いに4本ずつ。
4本の枠内シュートで2ゴールですから、効率的には悪くなかったと言えるかもしれません。
■プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
トッテナム戦で最も活躍したリバプールの選手は誰か!?
ファンが選んだのはフロリアン・ヴィルツでした。
試合後に私も投票をしたのですが、ヴィルツに一票を投じました。
鮮やかなアシストもあったし、何かピッチ上で自由に舞っている印象を受けたからです。
周囲もよく見えて来ており、ヴィルツが醸し出す雰囲気は、これからさらなる活躍が期待できそうです。
■新戦力のフィット感向上が光明
トッテナムから2ゴールを奪ったリバプール。
得点者はイサクとエキティケであり、それぞれアシストはヴィルツとフリンポンだったことが嬉しいですね。
いよいよ新戦力がフィットし始めて来たか!
公式戦3連勝としたリバプールですので、これからチームとしての調子を上げて行ってほしいですね。
イサクの怪我が心配ではあり、検査結果を待つ必要がありますが、長丁場のリーグ戦を勝ち抜くには選手層が充実していることが重要です。
心身両面のコンディションを整え、充実したシーズンを過ごしていきたいものです。