Trent Alexander-Arnold
現地時間火曜日には、カラバオカップ３回戦が待っているリバプール。
この大会の位置づけは、なかなか難しいものがありますね。
狙えるタイトルは獲りに行きたいものの、ヨーロッパの舞台で戦うチームにとっては、かなりのチーム層が必要となります。
リバプールが火曜日に対戦をするのはノリッジですが、チアゴが欠場することについては既に取り上げました。
今回は、右サイドバックについて触れてみたいと思います。
リバプールの右サイドバックはといえば、本職ではトレント・アレクサンダー=アーノルドとネコ・ウィリアムズがいます。
しかし、ペップ・リンダースによれば、２人ともノリッジ戦での復帰は早過ぎるとのこと・・・。
ネコ・ウィリアムズは、負傷が完全には癒えておらず、トレントもコンディション面が完全には整っていないようです。
トレントの場合には怪我ではなく、療養をすればオッケーでしょうから、週末のプレミアリーグに復帰の照準を合わせていると見てよいと思います。
問題は、ではカラバオカップの右サイドバックをどうするか？ですね。
私が思うに、選択肢はふたつかと・・・。
ひとつには、ジェイムズ・ミルナーにがんばってもらうという選択。
もうひとつには、ジョー・ゴメスを右サイドバックで起用するという選択。
ただ、ジョー・ゴメスを右サイドバックで起用した場合、センターバックを担当することが出来なくなります。
ファン・ダイクは休ませるでしょうから、ジョエル・マティプ、イブラヒマ・コナテを使うか？
それよりも可能性が高いのは、ナット・フィリップスの起用かと思います。
ユルゲン・クロップ監督が、どんなチョイスをするか？ですが、センターバックにはナット・フィリップスとジョー・ゴメス。
右サイドバックにジェイムズ・ミルナーと読むことが妥当でしょうか？
選択肢はふたつ・・・と書きましたが、思い切ってアカデミーの若手を使うということもありかもしれません。
右サイドバックに限らず、リバプールには有望なアカデミー所属プレイヤーが沢山いますので。
リバプールにとって大切なのは、これ以上の負傷者を出さないことですね。
負傷者が続くことが、どれだけチームを難しくするか。
それを昨シーズンは経験しました。
なお、ハムストリングを痛めていたロベルト・フィルミーノについてですが、ペップによれば今週中にもトレーニングをスタートさせるとのこと。
これは、ユルゲン・クロップ監督が先日語っていたことと一致します。
ただし、ボビーの復帰時期ですが、カラバオカップは早過ぎるとの見解が示されています。
ここでボビーに無理をさせるのは得策ではないし、今度こそタキの出番だろうと思います。