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トレント・アレクサンダー=アーノルドを拍手と涙で送り出したアンフィールド

Trent Alexander-Arnold


イングランドのトップリーグ20回目の優勝を成し遂げたリバプール。
この20回は最多の記録になります。
2024-25シーズンのプレミアリーグは、アンフィールドでのクリスタルパレス戦をもって幕を閉じ。

この日、リバプールでのプレーがラストとなる選手がいました。
6歳の頃からアカデミーで育ち20年。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが去って行く。

クリスタルパレス戦のトレント・アレクサンダー=アーノルドはベンチスタート。
ハーフタイムをはさんで、コナー・ブラッドリーに代わりピッチインをしました。
大きな拍手で迎えたアンフィールド。

約45分のプレーとなりましたが、前線を走るダルウィン・ヌニェスへ目がけて蹴ったフィードは素晴らしかったですね。
あれだけでもお金を取れるといいますか。

試合終了のホイッスルが鳴り、トレントの冒険がひとつ終わりを告げました。
トロフィーを掲げ、サポーターに挨拶、リバプールのバッジにキスをし、涙するトレント。
ご家族が近くに寄って来たときには、その涙は滝になり。

リバプールの一員としては最後のアンフィールド。
KOPがトレントへの思いをしっかりと伝えたことで、トレントも報われたことでしょう。

ユルゲン・クロップ時代、アンディ・ロバートソンとともにサイドバックを務めたトレントですが、彼等2人の機動力はリバプールの華でありストロングポイントでした。
何より、アンフィールドが暖かい雰囲気に包まれ、トレントにサヨナラを言えたことがよかった。
トレントが抜けた後については、LFCが着々と構想を練り、準備をしているはず。
それを考えれば実現は無理でしょうが、私の気持ちとしては白い巨人で辛かったら2年もしたら戻っておいで的な思いがあります。
私自身、トレントのことを区切りにするタイミングを得ることができて、ほっとしています。
本人も分かっていると思いますが、絶対に間違いがないことは、トレントを最高に愛していたのはアンフィールドだったということです。

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