スカウサーとして生まれ、リバプールのアカデミーで育ち、やがてレッズに多くのタイトルをもたらすことになったトレント・アレクサンダー=アーノルド。
そのトレントがリバプールを離れてレアル・マドリードを選んだということは、言葉に表せない思いを私にもたらしました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});レアル入りが決まり、夢が叶ったとまで言ったトレントでしたが、そこでの生活は順風満帆とはいかないようです。
ただ、レアル・マドリードにおいて、トレント・アレクサンダー=アーノルドの才能が否定されたわけではありません。
しかし、右サイドバックということであれば、その評価は厳しいものがあるようです。
特に新指揮官となったジョゼ・モウリーニョが目指すものにとっては。
右サイドバックで序列を落としたトレント
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});トレント・アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリードに移籍した当時、少なくとも現地では大きな期待を寄せられていたと思います。
しかし、今シーズンのトレント・アレクサンダー=アーノルドは、右サイドバックとしてレアル・マドリードでの3番手に甘んじています。
- 1 デンゼル・ダンフリース:開幕当初から優先的に起用されている本職の右サイドバック
- 2 フェデリコ・バルベルデ:本来は中盤の選手ながら、最近は右サイドバックとして起用されている
- 3 トレント・アレクサンダー=アーノルド:直近5試合で出場は1試合のみ。中盤での起用も成功していない
今夏、レアル・マドリードに加入したデンゼル・ダンフリースは、シーズン開幕からレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が右サイドバックの第一候補として起用し続けてきた選手です。
さらに最近では、戦術的な変更によって、フェデリコ・バルベルデがセントラルミッドフィルダーから最終ラインの右サイドへとポジションを移しているという現実があります。
直近の5試合
今週水曜日に行われたチャンピオンズリーグのRBライプツィヒ戦において、レアル・マドリードは4-1の勝利を収めましたが、この試合でもトレント・アレクサンダー=アーノルドはベンチに座ったまま出場機会を得られませんでした。
これにより、レアル・マドリードの直近5試合における彼の出場は、わずか1試合となっており、しかも、その試合では52分に途中交代を命じられ、代わってバルベルデが右サイドバックに入ったという現実。
トレントにとって苦しい現実
トレントの立場を複雑なものにしていることを考えてみると、まず今夏の補強で右サイドバックのダンフリースを獲得したことがあります。
モウリーニョ監督は、ダンフリースをファーストチョイスにしていると言っていいでしょう。
次に厳しいのは、ダンフリースの次には本来ミッドフィールダーのバルベルデが右サイドバックで使われているということですね。
これは、トレントの攻撃力は魅力だが、ディフェンスには課題があるということか。
ルイス・ディアスにやられたトレント
トレントにとって攻撃力と守備力の対比が明確に出た試合がありました。
それは、昨シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝で、バイエルン・ミュンヘンに敗れた試合でした。
この時期は、彼がレアル・マドリードで最も継続的に出場機会を得ていた期間でもあったのですが。
ファーストレグでは、バイエルンの守備陣の背後へ見事なカーブをかけたクロスを送り、エムバペのゴールをお膳立てしたトレント。
しかし、最終的にそれ以上に大きな意味を持ったのは、自陣のゴール前で見せた集中力の欠如とポジショニングのミスでした。
それによって、かつてリバプールでチームメートだったルイス・ディアスに十分なスペースと時間を与えてしまい、ゴールを許すことになったというある意味悲劇的な結果に。
モウリーニョの優先順位
今夏、レアル・マドリードがインテルから30歳のダンフリースを獲得したことは、トレント・アレクサンダー=アーノルドの命運を左右するものになったようです。
モウリーニョ監督は、就任早々から自身の選手起用における優先順位を明確に示しており、それは右サイドバックも例外ではありませんでした。
ラ・リーガとチャンピオンズリーグを合わせた開幕6試合のうち、5試合でオランダ代表のダンフリースを先発起用したのですからモウリーニョ監督の考えは明らかですね。
トレントがリバプールに残したもの
レアル・マドリードを選んだトレント、その決断を知ったサポーターの感情は激しく揺さぶられた。
愛憎劇と言ってもいいでしょう。
しかし、私は思うのです。
だからと言って、トレントがリバプールに残したものが消えるはずもないと。
私は、トレントが下したレアル・マドリードへの移籍という決断を今でも残念に思います。
しかし、だからといって、彼が苦しむ姿を見たいわけではないのです。
かつて、リバプールを去りレアル・マドリード行きを選んだスカウサーがいました。
それはマイケル・オーウェン。
オーウェンの場合には、後にマンチェスター・ユナイテッドに行ったことでリバプールのレジェンドと呼ぶ人はほとんどいないことでしょう。
もし、レアル・マドリードにトレントの居場所がないのなら、次の選択が極めて重要ですね。
※この記事を書くにあたってはThe Athleticの記事を参考にしました。
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