プレミアリーグ第4節で、今シーズン初となるクリーンシートを達成したリバプール。
バーンリーといえば、強力なツートップが売りですが、彼等を零封した貢献者としてファン・ダイクの名前をあげるのは、ごく自然なことだと思います。
ツートップを活かすためシンプルなボールを放り込んでくるのがバーンリーのスタイル。
ビッグクラブにとっては、こういったやり方は、決して歓迎できるものではないと思います。
しかしリバプールは、空中戦において遅れを取らなかった。
ここには、ファン・ダイクの強さがあったと言っていいでしょう。
この試合において、ファン・ダイクはデュエル面で、11回中10回勝ったという記録になっています。
11回目が負けという記録になってしまうのは気の毒ですが、まず完勝したという結果が見て取れます。
このファン・ダイクですが、昨シーズンのターフ・ムーアでもデュエルでバーンリーを圧倒しています。
Virgil van Dijk's last two visits to Turf Moor in the Premier League:
2018-19: 12/13 aerial duels won
2019-20: 10/11 aerial duels wonTwo titanic displays. 🗻 pic.twitter.com/kW6cNtZAE3
— Squawka Football (@Squawka) August 31, 2019
ご覧のように、昨シーズンは13分の12勝ったという数字が残っています。
もはや、恐るべしですね。
ファン・ダイクの場合には、フィジカルが強いとか、空中戦が強いというだけでは語れない上手さを持っており、やはり世界を代表するセンターバックと呼ばれるにふさわしいと、私は思います。
これだけデュエル面で圧倒すれば、バーンリーとしてもお手上げだったことでしょう。
一方、リバプールとしては、万が一ファン・ダイクを欠いたときのプランも用意しておきたいですね。
オランダ代表のキャプテンの存在は、ますます大きくなるばかり。
まさに、ビッグマンです。