リバプールのキャプテンであるファン・ダイクですが、ニューカッスルと対戦をした試合でイサクを倒した行為が決定機阻止と見なされ、一発レッドを受けていました。
リバプールファンの間では、いろいろなご意見があることと推察します。
ただ、決定が覆ることはなく、むしろ更なる追加処分の可能性が指摘されていたのも事実です。
なぜ、追加処分の対象になったかというと、レッドカートを提示した主審であるジョン・ブルックスに抗議し、不適切な発言をし、退場する際に第4レフリーにも文句を言ったということが影響をしていたものです。
私としては、厳し過ぎるレッドという気持ちでいましたが、追加処分の可能性が高いという報道が多く出ており、追加で3試合出場停止くらいか?と思っていたのですが。
決定機阻止の場合には、プレミアリーグのルールに照らして1試合の出場停止であり、その1試合はアストン・ヴィラ戦を欠場することでクリアしていました。
今回発表された処分内容はといえば、更なる1試合の出場停止に加えて£100,000の罰金。
ファン・ダイクは、今回の決定を全面的に受け入れるとしており、反省の意を表しています。
ファン・ダイクですが、リバプールにやって来て以来、これが初めてのレッドカードということで、エキサイトしてしまったということを認めている形です。
もっと重いものになる可能性も私は考えていましたので、ポジティブに考えれば、1試合で済んでよかったというところでしょうか。
具体的には、インターナショナルブレイク明けのウルブス戦が出場停止の対象試合となります。
ウルブス戦が終われば、ファン・ダイクは再びプレイをすることができ、プレミアリーグではウェストハム戦が待っています。
今シーズンのウェストハムは、良いスタートを切りましたので、キャプテンが戻って来ることを前向きに捉えたいと思います。
さらに言えば、ウルブス戦は前述したようにインターナショナルブレイク明けでの開催であり、ファン・ダイクはオランダ代表に参加していますから、小休止と捉えてみましょうか。
ジョエル・マティプとジョー・ゴメスは代表には参加しておらず、フレッシュな状態です。
これをポジティブに考えようと私は思っています。
今回は、ファン・ダイクの行為が問題視されましたが、プレミアリーグの場合にはレフリーが原因でトラブルが起こることもあると考えます。
レフリーを尊重することには賛成ですが、あまりに度が過ぎると、プレイヤーばかりが重い処分を受けて行くことになりかねません。
その点は、今後の対応を見て行きたいですね。
なかなか変わらない古くからの体質がありますので、一朝一夕にはいかないと思いますが、ファンが望んでいるものは、後味の悪い試合ではありません。
楽しくフットボールを観戦できる環境を整えて行ってほしいですね。