チャンピオンズリーグ準決勝セカンド・レグのローマ戦が近づいてきておりますが、リバプールはファースト・レグで5-2の勝利をおさめており、公正な目で見て、優位であることは事実だと思います。
ただ、試合終盤に2失点を許したことが、ネガティブな陰を落としていますが、割り切って考えれば、2点差以内での敗戦でも決勝へ進めるという条件はあるわけで、それを踏まえて、しっかりとセカンド・レグも戦う必要がありますね。
理想的には、リバプールが先制点となるアウェイゴールを決める!という展開に期待します。
たとえば、リバプールが複数以上のゴールを決めてしまえば、その時点でローマは圧倒的な不利に陥り、場合によっては、リバプールはチェルシー戦に備えて、途中交代を有効に実行することができるでしょう。
しかし、それほど簡単に行くとは限らないし、やはりディフェンス・ラインが集中を保ち、ローマにゴールを許さないプレイを続けることが肝要だと思う次第です。
そんな中、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが、リバプールがチャンピオンズリーグ決勝へ進むために、大きな鍵となるのはファン・ダイクの存在だという趣旨の発言をしています。
ファン・ダイクが加入したことにより、リバプールは明らかにディフェンスの強化が図られたと。
ジニの発言については、Mirrorが報じており、この場では、その一部を私なりにまとめてみたいと思います。
(Gini Wijnaldum)
彼が、ここへ来て以来、ディフェンス面でとても良くなっていると、ぼくは思うよ。
ぼくはといえば、彼は適切な補強だと思っていたけど、彼はそのことを証明する必要があったんだ。
多くの人々は、これほどの大金を使うべきかについて、確信を持てていなかったからさ。
ビルヒルは、彼がどれほど素晴らしいプレイヤーであるかを見せてくれたね。
彼は、ローマ戦において重要な存在になることだろう。
彼は、沢山話しかけるし、周囲のディフェンダーの助けになろうとしているからね。
そういって意味で、彼は真のリーダーだよ。
過日、取り上げたことがありますが、ファン・ダイクは試合中もよく会話を続けているとは、相手プレイヤーも証言していました。
私も、気をつけて見ることがあるのですが、たしかにファン・ダイクは周りのプレイヤーによく言葉をかけていることが分かりました。
チャンピオンズリーグのセカンド・レグ。
ローマとしては、最低3ゴールが必要となります。
リバプールのディフェンスが完璧な仕事をすれば、焦りも出て来ることでしょう。
そのメイン・マンが、ファン・ダイクですね。
ジニが言うように、ファン・ダイクがリバプールのキーマンになるかもしれません。
同じオランダ代表ということで、誰よりもファン・ダイクのことを知っているだろうし、この二人のがんばりに期待をしたいと思います。
中盤に怪我が相次ぐ中、ジニにかかる期待も大きなものがあります。
水曜日のローマ戦では、また強いリバプールを見せつけてほしいですね。