Virgil van Dijk
今シーズンのリバプールにとって大きな出来事、そのひとつと言えば、ファン・ダイクの復帰があげられると思います。
昨シーズンの序盤、あの忌々しい出来事が起こり、シーズンの大半での欠場を余儀なくされたファン・ダイク。
あのエバートン戦は悪夢でした。
ピックフォードの無謀なラフプレイにより、全十字靱帯損傷という大怪我を負い、手術に追い込まれ、長くリハビリの日々を過ごしたファン・ダイクですが、大きな怪我だっただけにトップフォームへ戻るには相当な時間がかかると思われました。
実際、現時点でのファン・ダイクは、彼のベストからすると７割～８割くらいかなと私は見ています。
しかしそれでも、ファン・ダイクがいることで、明らかにリバプールは強くなる。
ファン・ダイクが持っているポテンシャルが、どれだけ高く、奥深いかは、まだまだ計り知れないところがありますね。
そのファン・ダイクについてユルゲン・クロップ監督は、彼のベストに戻りつつあるとの見解を示しています。
これは、レスターと対戦をする際に語ったことで、90minが記事として伝えています。
彼はいいよ！本当にいいよ！
これが、長く続くんじゃないかな。
リハビリは上手く行ったし、彼は良い状態で帰って来た。
彼は、いくつかのリズムを必要としていたし、そのリズムを得ることが重要だったんだ。
彼は今、明らかにベストに近づいているよ。
私達を大いに助け、彼を助けているのは、私達には選択肢があり、彼の起用を押し通す必要がないということだ。
それが、とても役だっているよ。
だから、状況はとてもいいね！
一昨シーズンであれば、ファン・ダイクは試合に出ずっぱりでした。
しかし今シーズンのセンターバックは、良い状態でターンオーバーが出来ていますね。
ひとつには、ジョエル・マティプが好調を維持していることがあげられると思います。
新戦力のイブラヒマ・コナテもプレミアの水に慣れて来ており、大器の片鱗を見せてくれています。
それにリバプールには、ジョー・ゴメスもいますからね。
ファン・ダイクは、リバプールの宝であり、世界のフットボール界における宝でもあると私は思います。
永く第一線で活躍が出来ることを祈るばかり。
あの怪我はアクシデントではなく、あまりに無謀なものでアンフェアでした。
ファン・ダイクは、もっともっと良くなるだろうし、リバプールになくてはならない存在です。
ベストのファン・ダイクが、どれほど凄いのか！
それを見るだけでもフットボールの楽しみだと思うのです。