シーズンも早期の段階で、大きな怪我を負ったファン・ダイク。
忘れもしない、あのエバートン戦でのことでした。
ファン・ダイクが長期離脱となったリバプールは苦しい試合が続きます。
どれほど彼の存在が、リバプールにとって大きなものか!を改めて実感した出来事でもありました。
そのファン・ダイクですが、手術は成功し、日々リハビリに励んでいます。
今週、木曜日には、自身のSNSで、屋外でランニングをする動画を公開し、その姿を見るだけで、私は嬉しく思ったことも事実です。
ファン・ダイクは、リバプールにとって精神的支柱でもあり、守備面だけではなく、攻撃面でも大きな役割を担っていた。
今シーズンのリバプールは、セットプレイからの得点シーンも少ない印象がありますが、例えばコーナーキックの際でも、ファン・ダイクがいると、いないのとでは、相手に与える脅威はまったく違いますね。
ただ、怪我をしてしまった事実が変わるわけではなく、一日も早い復帰を祈るばかり。
勿論、焦らせてはいけないと思います。
— Virgil van Dijk (@VirgilvDijk) April 29, 2021
この動画を見る限り、ファン・ダイクの状態は、かなり良くなっているように感じます。
ただ、ユルゲン・クロップ監督は、あくまで慎重な姿勢を崩していません。
マンチェスター・ユナイテッド戦を控えた会見において、ファン・ダイクがランニングをしていることも話題になっており、クロップ監督は、リハビリ中というものは、まず直線を走ることからやって行くのだという趣旨のことを述べています。
ゆえに、ファン・ダイクが、直線を走っているからといって、すぐにチームトレーニングに復帰できるわけではないとしています。
また、クロップ監督は、ファン・ダイクがチームトレーニングへ戻るためには、まだまだこなして行く多くのステップがあるともしています。
ファン・ダイクの早期復帰を期待する空気感を抑える意味もあったことでしょう。
あくまで慎重に、じっくりと。
雑音から解放し、リハビリに専念させたい。
それが、クロップ監督の気持ちなのかもしれません。
一方で、私のように単純なファンは、ファン・ダイクが元気に走っている姿を見るだけで心躍るのも確か。
本当に大きな怪我でしたから、じっくりと、じっくりと、段階を踏んで、ベストコンディションに持って行きたいですね。
憂いなく、ファン・ダイクがチームトレーニングへと戻り、やがて実戦のピッチへ立つ日を急がせず待ちたいと思います。