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VAR問題の音声公開に反対をする意見があったことが明らかに トッテナム対リバプール戦

Luis Diaz


何やら迷走している感のあるPGMOLですが、速やかに事態を公表して真実を明らかにすべきだという意見があった一方で、反対意見があったことがメディアによって明らかにされています。
あまり気持ちの良い話ではありませんが、まず私が言いたいのは、選手達には次の試合に集中してほしいということです。
ただ、こういった事態が起こってしまった以上、クラブとしては厳格な対応をしてほしいですね。

今回の経緯については、DailymailがPGMOLでの議論が紛糾したことを伝えています。
同誌によれば、VARでの音声公開については反対意見があったものの公開する方向になって来ているとのこと。

トッテナム対リバプール戦において、ルイス・ディアスが鮮やかな先制ゴールを決めていますが、何を血迷ったか判定はオフサイド。
この試合でVARを担当していたのはダレン・イングランドでありアシスタントはダン・クックでした。
彼等は、ピッチ上での判定がオンサイドであったと誤認をし間違いを正さなかったといいます。

月曜日になるとリバプールは、音声データのコピーを渡すようにとPGMOLへの圧力を強めており、現時点では公開する方向になっているというのが今回の記事が伝えている骨子です。
Dailymailによれば、その音声を公開するか否かでPGMOLの話し合いは意見が割れたといいます。
公開されるべき音声データとは、主審のサイモン・フーパー、VAR担当のダレン・イングランド、アシスタントのダン・クックの間で行われた会話だとされています。

審判団の幹部の中には、直ちに透明性を示すことで、間違いは自分達にあったと認めるべきだという数人の意見があったものの、それに反対をする声もあったと・・・。
しかしながら、更なる会談を経て、現在は公開する方向になっていると同誌が報じています。
ただ、話し合いは火曜日にも行われるそうで、日本との時差を考えるとこれからその話し合いとやらが持たれるようです。

ファン・ダイクが一発レッドを提示された際に、レフリーに向かって暴言を吐いたとして出場停止処分が重くなったことがあったのは今シーズンのことです。
あのときは、躊躇せずにファン・ダイクの音声が公開されましたね。
やはり、試合を裁くからには、一貫性が大切だと思います。
今回のケースは、あまりにも稚拙なミスであり、大切なことは、だからこうしますという決断ではないでしょうか。
イングランドのみならず、世界中が注目しているこの事態をどうジャッジするかで、プレミアリーグの規律が問われることになりそうです。

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