Virgil van Dijk
２０２０－２０２１シーズンにおいて、リバプールにとって不幸だったのは、シーズン序盤でファン・ダイクを失ったこと。
それは、まぎれもない事実だと思います。
あのエバートン戦は、リバプールにとって悪夢でした。
どれだけ悔やんでも、ファン・ダイクの怪我が治るわけではなく、誰よりファン・ダイク自身が、前向きにリハビリを続けてきましたね。
ほぼ、１シーズンを棒に振ったわけですが、それだけに、ファン・ダイクが新しいシーズンにかける気持ちは強いものがあるはず。
たとえば、自らユーロ欠場を早い段階で断念したことからも、それは分かります。
ファン・ダイクを大怪我に追いやった相手方は、代表チームに加わっているようですが・・・。
さて、そのファン・ダイクですが、長いリハビリを重ね、フル・フィットネスに戻すため、日々汗を流しているようです。
自身のSNSを更新し、ファン・ダイクは、その様子を伝えています。
The Off-Season pic.twitter.com/D3LrIDH78P
— Virgil van Dijk (@VirgilvDijk) June 26, 2021
この姿を見たら、もう心から応援するしかありません。
ファン・ダイクが帰って来れば、リバプールは大きく変わる。
それは明らかな事実である一方、一昨シーズンのように、全試合出場、しかもフルタイム出場という起用法は、少し見直す必要もありそうです。
だからこそ、リバプールは、センターバックにてこ入れを図ったのだと思いますし。
過ぎたことだし、いくや抗議をしても、ファン・ダイクの怪我が治ったわけではない。
ただ、あのとき、ピックフォードがした行為は、間違いなくレッドカード対象だったと、私は今でも思っています。
角度が危険だし、両足で蟹挟みのような形でファン・ダイクの足を狙っていますからね。
許せん奴です。
そんな思いが交叉しますが、恨みからは何も生まれない。
堂々と戦い、フェアプレイを貫き、エバートンのゴールに何発も叩き込みましょう！
ファン・ダイク自身にもゴールを決めてほしい！
リバプールは、イブラヒマ・コナテを獲得しましたが、彼はまだ若い。
ファン・ダイクから学ぶことが沢山あると思います。
コナテの潜在能力、恵まれたフィジカルを考えれば、ファン・ダイクと共にやって行くことで、どれだけ成長の糧になることか。
ジョー・ゴメスだってそうだし、リバプールには若手センターバックが他にも揃っています。
２０２０－２０２１シーズンは、センターバックの危機を抱えながらの戦いとなりましたが、新シーズン以降のリバプールは、センターバック王国と呼ばれるようになってほしいと期待します。
その中心にファン・ダイクがいます。
がんばっているファン・ダイクの姿。
ここに改めて、彼へのエールを全力で送りたいと思います。