恥ずかしながら、リバプールのファン歴だけは長い著者です。
その私が思っていたのは、リバプールには日本人選手は来ないだろうな~ということでした。
一昔前なら考えられないことでしたよ。
そのリバプールに日本人選手がやって来た!
初が南野拓実選手であり、2人目が遠藤航選手。
リバプールで2シーズン目を迎えている遠藤ですが、今シーズンは何かと周辺が騒がしくなっていますね。
無責任なメディアは戦力外と書いたり、スロットは遠藤を放出したがっていると記事にしたり。
私は遠藤に言いたいと思います。
雑音など気にかけず、自分の道を行ってほしいと。
遠藤がリバプールへやって来たのは昨年の夏。
当時のユルゲン・クロップ監督がフロントを説得しての獲得だったと言われています。
クロップ監督のもとでは重用された遠藤ですが、2シーズン目は苦労をしている。
それは現実のことですね。
まず、ライアン・フラーフェンベルフが良すぎる。
そこにアレクシス・マクアリスターがコンビを組んでいる。
まさにワールドクラスと呼べる大活躍をしているのですから、遠藤でなくてもポジションを獲るのは難しい。
今シーズンの遠藤は、プレイ時間が限られており、昨日のクリスタルパレス戦で投入されたのは89分のこと。
しかし、この短い時間の間に、遠藤は戦う姿勢を示し、ベストを尽くしていたと思うのです。
私が遠藤は偉いと思うのは、出番がなくても腐らず、常に行ける準備をして来ていること。
不平不満を言わず、その時のために備えているわけで、強いメンタリティーがなければ出来ないことだと思います。
インターナショナルブレイクが終わると、リバプールは厳しい試合が続きます。
必ず遠藤の力が必要になる時があるはず。
言うまでもなく、遠藤はその時のためにトレーニングでもベストを尽くしていることでしょう。
日本人だからとか、そういうことではなくて、私はそんな遠藤の在り方を見てエールを送らずにいられません。
がんばれ!と応援したいですね。