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ワトフォード対リバプール戦(プレミアリーグ第13節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第13節、ワトフォード対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-3のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
ファーストハーフは、ワトフォードのゴールキーパー、フォスターを調子づかせた感もありましたが、セカンドハーフにはしっかりと3ゴールを決めて勝ちきったことは大きいと思います。

まず、得点経過については次のとおりです。

■67分:モハメド・サラー

■76分:トレント・アレクサンダー=アーノルド

■89分:ロベルト・フィルミーノ

モハメド・サラーが決めた先制ゴールが大きな意味を持ったと思いますが、この得点はフロント・スリー全員が絡んだものとなりました。
若干下がり目の位置からロベルト・フィルミーノが小さなキックフェイントを仕掛けつつサディオ・マネへとスルーパス。
ボールを受けたマネは、ボックス内左側からクロスを供給します。
これに反応したのがモーで、しっかり左足で決めきっています。

リバプールの2点目となったトレント・アレクサンダー=アーノルドのゴールは、この試合におけるハイライトのひとつだと言っていいでしょう。
ボビーがファールを受け、良い位置でのフリーキックを獲得したリバプール。
キッカーはトレント。

右足のキックで若干カーブをかけながら落とすという弾道で、相手ゴールキーパーのフォスターは、動くことも出来ませんでした。

だめ押し点となったのは、ロベルト・フィルミーノのゴール。
これは、まずアンドリュー・ロバートソンがタックルをかわしてカウンターに持ち込みます。
そのままロボは左サイドからクロスを上げたわけですが、そのボールをサディオ・マネが強烈なシュート。
ゴールキーパーがかろうじてはじいたボールをボビーがヘッドで押し込んでいます。

率直に言って、ワトフォードはチームとしてよく訓練されており、決定機をつくることが難しかったとは思います。
それでも、最終的には3ゴールを決めたリバプール。

代表マッチの直後、しかもアウェイでの試合とあって、かなり難しい部分もあったと思いますが、ここでの勝ち点3をクリーンシートでゲットできたことは、良い結果だったと思います。

私としては、トレント・アレクサンダー=アーノルドが花のある活躍をしたと思いますが、あえて一人を選ぶならば、ボビーの名前をあげたいと思っております。
どのポジションでも、まったく嫌な顔もせず、献身的にプレイをしていた姿は印象に残りました。
今日のゴールは、そのご褒美であり、実力でありましょう。

リバプールにとって、マイナス面となったのは、ジョーダン・ヘンダーソンが2枚のイエローカードを受け、82分に退場となったこと。
今日のヘンドは、一枚目のイエローカードを受けた後、かなり苛立っている様子が伺えました。
たしかに、不本意なカードだったとは思いますが、2点をリードした段階では、キャプテンとしても気をつけるべきだったかと。

ジャッジに対するフラストレーションが溜まっていたように感じるし、2枚目を貰いそうな雰囲気は、かなり漂っていましたね。
気持ちは分かりますが、ここは率直に反省をしてほしいと思います。
とはいえ、ヘンドのことですから、そのことは自らが一番よく分かっていることでしょう。

リバプールですが、今日の試合では3人の交代枠を使っています。

■73分:シェルダン・シャキリ → ジェイムズ・ミルナー

■85分:モハメド・サラー → ファビーニョ

■90+2分:ロベルト・フィルミーノ → ジョエル・マティプ

途中交代になりましたが、シャキリも積極的にボールに関与していたように感じます。

何より、代表戦明けのアウェイゲームにおいて、クリーンシートで勝ち点3を得た。
今日は、これをもって由としたいと思います。

  • B!