ホッフェンハイム戦のキックオフが近づき、現地時間月曜日の夜には記者会見を行ったユルゲン・クロップ監督ですが、時節柄、どうしてもコウチーニョに関する質問が多く出るようです。
ただ、ユルゲン・クロップ監督は、「あまりそういう質問にはこたえたくないね」という趣旨の受けこたえをしています。
なぜなら、何度訊かれても、同じ答えを繰り返すしかない、何も変わっていないからだとしています。
FSGが既に、コウチーニョ放出を公式に否定していますが、それでもバルセロナは諦めていないとされており、コウチーニョがトランスファーリクエストを提出するという展開になっています。
ただ、クラブのスタンスも、ユルゲン・クロップ監督のプランにも、何も変更はないとのこと。
以下、ユルゲン・クロップ監督がこたえている言葉について、若干触れてみたいと思います。
(Jurgen Klopp)
そういったことは、あまり話したくないのだがね。
私のこたえは変わらないし、何も言うことはないよ。
もし、彼等(バルセロナ)が、金を積むと言うならば、我々はそれを必要としていない。
こたえは、100パーセントはっきりしているよ。
私達は、金を望んでなどいない。
望んでいるのはチームへの投資なんだ。
なぜなら、私達には夢と目的があるからね。
それがメッセージだ。
コウチーニョが、バルセロナへ行きたいという希望を持っていることは分かりました。
残念ですが、人の夢まで否定をすることは出来ないし、仕方のないことだと思います。
ただ、プロの世界には契約があり、チームのために働く必要があります。
また、トランスファーリクエストを出すタイミングが、非常によくなかったですね。
(いろいろ事情はあったようですが。。。)
それでも、チームメイトへの影響も考えてほしかった感はあります。
もし今、バルセロナへ行かなくても、リバプールで活躍をすれば、来年以降でも先方から「お願いですから来てください」と、頭をさげてくることでしょう。
当事者だからこそ、むしろ周りが見えなくなることも、世の中には沢山あると思います。
ぜひ、コウチーニョには、目先の蜜に目を奪われることなく、大局を見てほしいですね。
私なりに思うのは、少なくとも今シーズンはリバプールでのプレイに集中すること。
気持ちを切り替えて、存分に活躍をすれば、必ずや夢も叶うことでしょう。