例年とは異なる設定がなされた今夏のデッドラインデー。
現地時間月曜日が移籍の締め切り日となっています。
補強も勿論楽しみですが、リバプールの場合、出て行く可能性があるとされる選手が数人おり、その去就が注目されます。
今回は、マルコ・グルイッチのことに触れてみたいと思います。
マルコ・グルイッチに関しては、以前から放出ではないか?との見方が強かったわけですが、デッドラインデーでの交渉成立を目指し、ヴェルダー・ブレーメンがリバプールにオファーを送って来ているとのこと。
Football Insiderが、そういった見解を示しています。
マルコ・グルイッチですが、ユルゲン・クロップ監督がリバプールの指揮官に就任し、最初に獲得した選手であります。
ただ、リバプールのファーストチームに定着することは出来ておらず、同誌によれば、グルイッチ放出についは、ユルゲン・クロップ監督が了解しているとのこと。
今シーズンになってグルイッチは、リーグカップでプレイをしていますが、私の目には良くやっているように映りました。
直近の2シーズンは、ヘルタ・ベルリンへローンで行っており、ブンデスリーガでは実績を残していることから、ヴェルダー・ブレーメン側もその特徴やスキルはよく分かっていることでしょう。
一方、これまで出て来た各種報道と、今回Football Insiderが示している見解には、多少の相違があります。
私が知る限り、リバプールがグルイッチを手放す場合には、完全移籍が前提だという論調がほとんどだったと思います。
今回、Football Insiderが記事にしている内容を見ると、完全移籍とローン移籍、その双方を視野に入れて交渉をしているとのこと。
グルイッチの場合には、ボールタッチも柔らかいものを持っており、何よりセントラル・ミッドフィールダーとしては非常に長身であるため、セットプレイの際にも武器になり得ると思います。
若くしてリバプールへやって来たグルイッチも、いまや24歳になっており、これからが旬なとき。
あと数時間で、新しい場所が決まるのでしょうか。
グルイッチ以外にも、リバプールにはオファーが届いている選手はいるだろうし、今後数時間は忙しくなりそうです。