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ウルブス対リバプール戦(プレミアリーグ第15節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第15節、ウルブス対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-1のスコアでリバプールが勝利しています。
最小得点差ではありましたが、何しろ密度が濃い内容で、クライマックスは劇的でした。

まず、中2日同士の対戦でしたが、両チームともによく戦ったと思います。
特に、ウルブスの集中力は素晴らしかった。
しかし、リバプールにはドラマが生まれました。

試合を決めたのは、途中交代のディボック・オリギで、ゴールが決まったのは時計の針が90分をまわり、90+4分のこと。
追加タイムは5分見られていましたので、終了間際の決勝ゴールとなります。

ディボック・オリギが、ジョーダン・ヘンダーソンに代わってピッチに入ったのは67分のこと。
実は、もしこの試合がドローに終わっても、私はディボック・オリギのことを書こうと思っていました。
ワンタッチ、ワンタッチが非常に上手く、足以外の部分も使いながらのボールコントロールが見事だったのです。
おそらくは、トレーニング中もディボック・オリギは良いものを見せていたのではないでしょうか。

さて、ディボック・オリギがどんな展開で劇的ゴールを決めたか!ですが、まずファン・ダイクのロングフィードが起点となります。
ファン・ダイクのロングボールを受けたモーがワンタッチ目で縦に飛び抜けトップスピードに!
右からクロスを供給し、ファーストタッチを右足で行ったディボック・オリギが、反転をして左足で決めたものです!
ビューティフルゴールでした。
後方からの展開、縦への突破からとあって、チーム全体で歓べる決勝ゴールだったと思います。

今日の試合は、疲労もあるであろう中、本当に局面で激しいプレイが出ていたと思います。
印象に残ったのは、トラオレに対するチアゴとファビーニョの寄せが恐ろしく速いこと!
戦っていましたー。
ただ、リバプールのプレイヤーは、トラオレを止めるためにイエローをもらっており、こういうシーンは、あまり見たことがありません。

それにしてもディボック・オリギ!
千両役者ですね。
私は、彼の決勝ゴールがなければ、今日のピックアップ・プレイヤーはチアゴだと考えていました。
チアゴは、攻守にわたり貢献しており、いつも以上にファイトしていた感があります。

ただ、ディボック・オリギというヒーローが出たことは、本当に悦ばしいですね。
リバプールより先に試合をしたチェルシーがウェストハムに敗れていましたので、この勝ち点3は非常に大きい。
素晴らしいドラマを見せてもらいました。

なお、リバプールはこの試合で3人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■67分:ジョーダン・ヘンダーソン→ディボック・オリギ
■82分:ディオゴ・ジョタ→アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■90+6分:モハメド・サラー→ジェイムズ・ミルナー

  • B!