マイケル・オーウェンが持っていたリバプールのクラブ最年少ゴール記録を破って見せたベン・ウッドバーン。
いまや時の人ですね。
チームメイトであり先輩でもあるシモン・ミニョレは、ベン・ウッドバーンの活躍と記録を歓ぶと同時に、このことによってベン・ウッドバーンが重荷を背負ってしまわないようにと心配もしているようです。
それは、確かに言えることだと思います。
どうか、じっくりと、しっかりとフットボールに集中して、すくすくと成長してほしい!と、願うばかりです。
シモン・ミニョレのコメントについては、Mirrorなどで紹介されていますので、ここではその一部について、私なりにまとめてみたいと思います。
(Simon Mignolet)
記録更新は、ベンにとって素晴らしいことだよ。
ただ、重荷にならないことを願っている。
彼はまだ17歳であり、この先が長いことを知っているよ。
ぼく達は彼に、あまりに大きなプレッシャーをかけたくないんだ。
もし彼が、ハードワークを続けていけば、輝かしい未来があることだろう。
17歳の彼だから、ぼく達はまだドレッシングルームでもあまり話を聞いていないんだ。
彼はシャイなんだよ。
ゴール・セレブレーションは、とってもよかったね。
彼が見せたゴールは、決して偶然ではないよ。
彼は、生まれついてのフィニッシャーなんだ。
同じことがディヴォック(オリギ)にも言えるよ。ぼく達は2人を持ったね。
2人のプレイヤーにとって、ゴールを決めることが、これからの自信になっていくことだろう。
ベン・ウッドバーンにまつわる多くの記事を見ていると、あれだけのセレブレーションが出来たことに、チームメイトはいい意味で驚いたようです。
シモン・ミニョレが言っているように、素顔はおとなしい少年なのかもしれません。
おそらくシモン・ミニョレとしては、一気にスターダムに押し上げられることで、ベン・ウッドバーンの周囲が激変することによるプレッシャーを心配しているのでありましょう。
シモン・ミニョレはもちろん、キャプテンをはじめ先輩チームメイトが、いろいろ教えていくことも多いでしょうね。
そしてもちろん、ユルゲン・クロップとそのコーチ陣が、精一杯ベン・ウッドバーンを雑音から守ろうとすることでしょう。
マイケル・オーウェンを超えた少年。
ぜひ、息の長いフットボーラー生活を過ごしてほしいし、決して急がず、着実に階段を昇っていってほしいと願っています。