いよいよベスト4が出そろったワールドカップ。
準決勝の対戦カードは、フランス対スペイン、イングランド対アルゼンチン。
まさに現時点における世界最高峰と呼ぶにふさわしい顔ぶれとなったように思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});私は大会前、本命をフランス、対抗にはスペインとイングランドを挙げておりました。
タレントの質と選手層の厚さを兼ね備えたフランスは、長い大会を勝ち抜くうえで最も隙のないチームに見えたし、例えば先発組と控え組を総入れ替えしたとしてもチーム力がまったく落ちないとさえ感じたものです。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});スペインには、ボールを支配しながら試合を自分たちの流れへ引き込む力がありますね。
若い才能と経験豊富な選手が融合し、チームとしての完成度も高いと思います。
そして、もうひとつ注目していたのがイングランドでした。
イングランドといえば、良いタレントを揃えても、本大会ではなかなか頂点へたどり着けないジレンマがありました。
そこで鍵になると考えていたのが、チームに勢いをもたらす「ラッキーボーイ」の存在でした。
誰か一人が大きな仕事を果たし、それをきっかけにチーム全体が波に乗る。
そんな選手が現れれば、イングランドは非常に面白い存在になると見ていたのです。
今大会、その役割を担っているのがジュード・ベリンガムですね。
ベリンガムは重要な場面で結果を残し、イングランドをベスト4へ導く大きな原動力となっています。
華やかな技術だけではなく、勝負どころで試合の流れを引き寄せる力があると思うのです。
今大会では劇的なゴールも決めており、準々決勝でもイングランドのヒーローとなったのです。
もちろん、準決勝で対戦するアルゼンチンは簡単な相手ではないでしょう。
大舞台での戦い方を知り、苦しい時間帯にも簡単には崩れない。
大会前の予想ではフランス、スペイン、イングランドを高く評価していましたが、前回王者アルゼンチンが再びベスト4へ残ったことに驚きはありません。
それに、皮肉に聞こえてはいけませんが、アルゼンチンは大会から愛されているように感じます。
一方の準決勝では、大本命と見ていたフランスと、対抗に挙げたスペインが激突。
決勝で実現してもおかしくないほどの好カードでです。
互いの長所を消し合う慎重な試合になるのか、それとも世界最高峰の才能がぶつかり合う華やかな展開になるのか。
非常に楽しみな一戦です。
ここまで来れば、戦力や前評判だけで勝敗を決めることはできないというもの。
準決勝という大舞台では、ほんの一瞬の判断や一つのミスが、試合の行方を大きく変えてしまう。
その一瞬を自分のものにした選手が、新たなヒーローとなる。
フランスの完成度か。
スペインの組織力か。
ベリンガムを中心に勢いを増すイングランドか。
それとも、大舞台で勝ち方を知るアルゼンチンか。
ワールドカップはいよいよ佳境へ。
歴史は、いつだって一つのプレーと、一人のヒーローから生まれるように思えます。
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