Guardianが、シャビ・アロンソの記事を特集として掲載していることは、昨日も触れましたが、その中の一部について、またちょっと触れてみたいと思います。
シャビ・アロンソは、「リバプールで本当に幸せだった」と語り、レアル・マドリードへ移籍することは、最も難しい決断だったともしています。
昨日お伝えしたように、既に前の年の夏に、シャビ・アロンソは、ラファエル・ベニテスから「リバプールを出てほしい」と言われていたという経緯があります。
幸せだったリバプール時代。
そんなシャビ・アロンソにとって、唯一悔いが残っていることがあるそうです。
それは、リバプールでプレミアリーグのタイトルを獲れなかったこと。
「唯一悔いが残っているのは、リバプールでプレミアリーグを勝利できなかったことだね」
「その感情をもう私は知ることが出来ないし、街の反応を受け止めることもできないんだ」
「イスタンブールで成し遂げたときのようなね」
「辛いことだよ。なぜなら、みんなが何よりも、プレミアリーグのタイトルを望んでいることを知っていたからさ」
シャビ・アロンソの言葉を聞けば聞くほど、どれだけリバプールを愛していたのかが、ひしひしと伝わってきます。
そして、街の人々をも深く愛した。
奇跡というものが起こるならば、1シーズンだけでもリバプールへ戻って来てプレイしてほしいという気持ちになってしまいます。
しかし、シャビ・アロンソの中に生き続けるリバプール。
スティーブン・ジェラードやジェイミー・キャラガー等と過ごした日々を美しい思い出のまま、大切にあたためておきたいという気持ちも一方であります。
ひとつ言えるのは、あの時リバプールは、かけがえのないプレイヤーを放出してしまったということですね。