シェルダン・シャキリのことを書いてみようと思います。
今年の夏、ストークからリバプールへとやって来たスイス代表ですが、率直に申し上げて、私が期待していた以上の存在感を発揮してくれていると感じています。
特に、ここ2試合では、ゴールに関与するという結果も出しているし、良いフィット感を得ているように思えるのです。
先日のチャンピオンズリーグ・グループステージのレッドスター戦では、2ゴールをお膳立てしたシャキリ。
昨日開催されたプレミアリーグのカーディフ戦では、念願のリバプール初ゴールを決めてみせましたね。
シャキリは、ストーク時代にも中心プレイヤーとして活躍しており、実力者であることは分かっていました。
また、そのキャリアにおいては、ビッグクラブでのプレイ経験もある。
しかし、リバプールに来てからのシャキリは、献身性をも身につけたように思えるのです。
積極的にプレスにも行っているし、惜しみなく走る姿がいいですね。
昨シーズンは、アーセナルからアレックス・オックスレイド=チェンバレンを連れて来たリバプール。
こちらも、元来実力者であるころは分かっていましたが、リバプールへやって来て、さらにブレイクを果たした。
こういう循環はいいですね。
シャキリの姿を見ていて、偉いな!と思うのは、スタメンでの出場機会が少なくても、プレイ時間が短くとも、よく走り、チームに貢献しようとする姿勢が見られることです。
こういう仕事をしてきたから、ユルゲン・クロップ監督も、いつかはスタメンで起用しようと考えていたのだと思いますし。
シャキリは、ドリブルも出来るし、良いキックも持っている。
さらに、パスセンスにも秀でていることを最近では示してくれています。
これは、今後のリバプールにとって、強力な武器になりそうです。
シャキリが活躍することで、システムにも柔軟性が持てるし、いろいろな意味でポジティブですね。
ここ2試合ほど、シャキリとアダム・ララーナを交代で起用する策をユルゲン・クロップ監督は採っています。
相手にとっては、非常に嫌な存在になることでしょう。
ぜひシャキリには、リバプールでの日々の中から、何かをつかみ、更なるブレイクを果たしてほしいと思います。
本当に、よい仕事ぶりを見せてくれていますね。