今回は、ちょっとだけシェルダン・シャキリのことを書いてみたいと思います。
先日、リバプールでのデビュー戦を飾った際には、素晴らしいバイシクルを披露したわけですが、今回のローマ戦でのパフォーマンスも、非常に良かった!と、私としては感じています。
起用法によっては、リバプールにとって、大きな強味となりそうです。
シャキリが、今のリバプールでレギュラーに定着できるか?
それは、私には分かりません。
厳しい競争があることは事実だと思います。
ただ、頼れる存在になってくれる可能性は非常に高いと思うし、あの移籍金の額を考えれば、リバプールは良い取引をしたのではないでしょうか。
ローマ戦でのシャキリは、よく走るし、周りも見えている。
ボールタッチ、ドリブル、パス、ランニング・・・と、あらゆる部分で、そのシャープさが印象に残りました。
リバプールでの新戦力ですが、フィットするのも早そうですね。
私なりに、ちょっと笑ってしまったのは、セカンドハーフ冒頭でピッチに送り出されるとき、ユルゲン・クロップ監督が、シャキリの肩を抱いて、いろいろ話しかけていたシーンです。
話が終わると、ユルゲン・クロップ監督は、「さあ!行ってこい!」とでも、言ったのでしょうか、シャキリの後頭部をポーンと押しました。
すると、その後、ピッチへ小走りに入りながら、シャキリは、後頭部に手を当てていて・・・・。
「いてえなー」的なリアクションをしていた姿が、妙に気に入ってしまいました(笑)
リバプールへ来てからのシャキリのプレイぶりを見ていると、ワイドは勿論出来ますが、センターに張るシーンも見受けられますね。
流動的なポジションチェンジが売りのリバプール。
そのスタイルを苦にせず、既に入って行けていると思います。
私が見る限りですが、今のシャキリは、非常にフィジカルもメンタルも良い状態にありそうです。
これは、開幕から期待が出来そうです。
得点力もあるタレントだけに、リバプールのゴール数が昨シーズンを上回るためにも、一役買ってほしいですね。