ナサニエル・クラインをボーンマスへローンで出すという決断をしたリバプールですが、ユルゲン・クロップ監督が、この件を容認した背景には、若手右サイドバックへの期待があるとエコーが報じています。
同誌がピックアップしているのは、アカデミー登録となっているキ=ヤナ・フーフェルで、オランダはアムステルダム出身の16歳です。
16歳とは書きましたが、フーフェルは、2002年1月18日生まれですので、もう少しすると17歳の誕生日を迎えますね。
昨年の夏、アヤックスからリバプールへやって来た若手プレイヤーで、リバプールがディフェンスの負傷者を多く抱える中、先月からファーストチームと共に、トレーニングをしているとのこと。
その姿を見たユルゲン・クロップ監督が、感銘を受けたとされています。
同誌によれば、右サイドバックに限らず、センターバックとしてもプレイが出来るということで、将来が期待される若手プレイヤーだと。
もし、近い将来、ファーストチームでの出場機会が巡ってくるとすれば、ビルヒル・ファン・ダイク、ジョルジニオ・ワイナルドゥムと共に、オランダ人プレイヤーが3人になりますね。
現実を直視すると、クリスタルパレス戦あたりには、ジョー・ゴメスが戻って来られそうな見込みも立ちそうで、当面課題となるのは、FAカップのウルブス戦でしょうか。
両サイドバックもそうですが、現状リバプールは、センターバックの交代要員が不足している状況もあります。
本当に、若手を抜擢するとした場合、どのように起用するのか。
もし、ファーストチームで出て来るようなことがあれば、そのプレイぶりに注目してみたいと思います。
いずれにしても若い才能が芽生えてくることは、実に夢がありますね。
順調に育ってくれることを願って。