10年前の今日、2005年5月25日。
チャンピオンズリーグ決勝、ACミラン対リバプールの死闘が行われた日ですね。
この試合は、「イスタンブールの奇跡」と呼ばれ、リバプールのクラブ史、世界のフットボール史に残る名勝負となりました。
ちょうど10年。
折しも、昨日は、良くないほうの歴史的敗北を喫してしまいました。
チームが新しく生まれ変わる節目を迎えたのかもしれません。
よいことばかりは続かない。
悪いことがあっても、諦めず、正しい方法でがんばれば、輝きを取り戻せる。
その第一歩に、来シーズンはなってほしいものです。
過去の栄光?
そう、言われれば、それまでです。
しかし、あの試合があったからこそ、今、リバプールファンでいてくれる人々も多いはず。
一人ひとりの胸に、それぞれのイスタンブールがあるはず。
人間が生きてゆく上では、区切りや目標が大切だと、私は思っています。
あまりにも、壮大で、長いスパンの意気込みだけでは、萎えてしまう。
時に、過去を振り返りつつ、次にすべきことを考える。
少なくとも、世界中の誰かにとっては、10年前の今日が、忘れがたい日だったことでしょう。
こういう伝統は、大切にし、ファンの間で、語り継いでいきたいものです。
また、もう一度、あの決勝の舞台に出られる日のために。