オランダは、南ホラント州カトウェイク出身。
ディルク・カイトは、今でも忘れ難い存在です。
2006年の夏、フェイエノールトからリバプールへやって来たディルク・カイト。
リバプールにとっては待望の獲得でした。
13年前の今日、2006年9月20日には、ディルク・カイトがリバプールのプレイヤーとして初ゴールをマークしています。
私は、あの時のゴールシーンが印象的で、今でも脳裏に焼き付いています。
ディルク・カイトがゴールを決めたのは、プレミアリーグでのニューカッスル戦でのこと。
ホーム、アンフィールドでの試合で、リバプールが2-0のスコアで勝利しています。
ゴール前に文字通り駆け込み、スライディングに近い詰めを見せて、見事なシュートを相手ゴールネットに突き刺しています。
アンフィールドが湧いた瞬間でした。
ディルク・カイトは、ストライカーとしも秀でていましたが、チームメイトのスタイルに合わせ、自分がどうしたらチームの役に立てるかをよく理解しているプレイヤーでした。
その献身性には、頭が下がるばかり。
今もなお、リバプールを愛するディルク・カイト。
リバプールファンもディルク・カイトを愛し続ける。
プレイヤーとファンとにおける理想の形がここにあります。
リバプール在籍中、285試合に出場し、71ゴールを記録したディルク・カイト。
ビッグマッチに滅法強く、その点もファンの心を掴んだ。
記録以上に、記憶に残るプレイヤー。
ディルク・カイトこそ、そう呼ばれるにふさわしいレジェンドだと思います。