もう13年が経ったのですね。
2007年の夏、リバプールは本格的なエースとしてフェルナンド・トーレスを迎えました。
同年の今日、8月11日には、フェルナンド・トーレスがリバプールでの公式戦デビューを飾っています。
いろいろなことが思い出されます。
ただ、ひとつ確かに言えることは、リバプールで活躍した時期が、フェルナンド・トーレスのキャリアで最も輝いていた。
リバプールファンも、こよなく彼を愛した。
それは違うことなき事実だと思います。
リバプールでの公式戦出場は142試合。
その間、フェルナンド・トーレスは81ゴールを記録しています。
特に印象深いのは、スティーブン・ジェラードとのコンビネーションですね。
キャプテン、スティービーは勿論、チームメイトの誰もがフェルナンド・トーレスにゴールを決めさせようと、彼の居場所を探していた。
いや、探さなくとも理解しあっていた。
阿吽の呼吸がありました。
人間、誰しも歳月を重ね、ある時期に何かを振り返ることがあるものだと思います。
「最高のパートナーは誰か?」と、問われれば、フェルナンド・トーレスは、迷いなく、いつも「スティーブン・ジェラードだ」と即答しています。
あれから13年。
いま私は、心からフェルナンド・トーレスの幸せを祈ることができます。
たとえばレジェンドマッチなど、これからもフェルナンド・トーレスと出会う機会はきっとあることでしょう。
その時を楽しみに。
今日は記念日。
エルニーニョのこれからの人生が幸せで満ちたものでありますように。