世界一の働き者。
常に献身的な姿勢でチームを支えてくれたのがディルク・カイト。
ディルク・カイトがリバプールへやって来たのは、2006年のことでした。
今から14年前の出来事ですが、9月20日には、リバプールでの公式戦初ゴールをマークしています。
大きな期待を背負ってフェイエノールトからやって来たオランダ人ストライカー。
私は、今でもあのゴールを憶えていますが、本当に素晴らしいものであり、決まった瞬間には大喜びしたものでした。
ディルク・カイトの初ゴールは、プレミアリーグでのニューカッスル戦で生まれたもので、会場はアンフィールド!
リバプールが2-0で勝利を飾っています。
ゴール前に駆け込み、スライディングに近い詰めを見せて、見事なシュートを相手ゴールネットに突き刺しています。
私はその瞬間、ヨハン・クライフを思い出しており、そのことさえも記憶しています。
ディルク・カイトは、ラファ・ベニテス監督に重用され、ほとんど休みなく働き続けました。
その後、フェルナンド・トーレスがチームメイトとなり、さらに後日にはルイス・スアレスがやって来る。
ディルク・カイトは、その都度自分の役割が変わっても愚痴さえ言わず、むしろいきいきと活躍をしてくれたものです。
本当に素晴らしい選手だった!
私は、そう確信しています。
今もなお、多くのリバプールファンから愛されるオランダ人。
文句なし!リバプールのレジェンドですね!