時を遡ること14年前の今日、8月18日。
リバプールにオランダ人ストライカーがやって来ました。
その名はディルク・カイト!
ずっとリバプールが狙っていたと言われていたし、契約が正式に決まったときには、ファンのボルテージも上がったものです。
ディルク・カイトは、とにかくリバプールファンから愛された。
あれだけ仕事をしてくれたら、誰もが拍手を送りたくもなるというもの。
ディルク・カイトが、リバプールに在籍をしていたのは、2006-2012で、その間における公式戦出場は285試合で、71ゴールを記録しています。
一方、ご存知の皆様が多いように、ディルク・カイトの素晴らしさは、その数字だけでは、とても語り尽くせません。
無尽蔵のスタミナがあるのか!と思わせるハードワーク!
フェアプレイ精神にあふれ、ファイティング・スピリットも兼ね備えていた。
ディルク・カイトがリバプールへやって来た当時の監督はラファ・ベニテス氏であり、本当に信頼をしていたのでしょう。
重用された日々が思い出されます。
少しはカイトを休ませた方がいいのではないか?
そんな声もあがるほどでしたが、ラファ・ベニテス監督は、ディルク・カイトを外さなかった。
また、マンチェスター・ユナイテッド戦やエバートン戦で活躍をする姿もコップのハートをつかんだものです。
大勝負に強いプレイヤーでした。
リバプールへやって来た際には、いわゆるストライカーとしての役割を期待されましたが、やがてリバプールにはフェルナンド・トーレスがやって来たし、後にはルイス・スアレスもディルク・カイトのチームメイトになっています。
その都度、ディルク・カイトはチームのためになる役割を果たし、フォア・ザ・チームに徹してくれた。
本当に有り難いプレイヤーです。
リバプールファンから愛され、語り継がれ、その名は忘れられることはないでしょう。
フェイエノールトのレジェンドでもあり、オランダ代表としても重鎮となったディルク・カイト。
素晴らしいフットボーラー人生でした。
実は、私の周囲にもディルク・カイトを愛してやまないファンがいます。
その典型を以前この場でご紹介しました。
暑い、暑い夏、もしよかったら、下記のリンクにておくつろぎください。