スカウサーの血が流れたデンマーク人。
ダニエル・アッガーのことを思うたびに、私にはそんな言葉が浮かびます。
レッズを愛し、コップから愛されたダニエル・アッガー。
16年前の今日、2006年1月12日のこと。
ダニエル・アッガーはリバプールの一員となりました。
彼にとって熱い旅の始まり。
レフティのセンターバック。
クレバーでいて、強烈なパンチのあるキックも持っていましたね。
そして何より、そのハートはレッド一色。
リバプールのためにフットボーラー人生をかけた男と言ってもいいでしょう。
現役時代は、幾度となく怪我に泣かされもしましたが、その度に立ち上がって来たメンタリティー。
そんな彼を世界のリバプールファンはこよなく愛した。
余談ですが、昨年の1月12日のこと。
ダニエル・アッガーは自身のSNSに写真を添えて、こんなことを述べていました。
15年前の今日。
私は旅のスタートについた。
赤いシャツは、私にあらゆるものを与えてくれたよ。
ダニエル・アッガーという人は、残した記録だけで語ることは出来ません。
リバプール在籍中には、公式戦232試合に出場をし、14ゴールを決めていますが、彼が残したものは、あまりにも大きい。
非常にクレバーなゴールあり、弾丸のような左足のロングシュートあり。
そのキックに、そのヘッドに、魂を込めていた男。
今日も、この日がやってきました。
ダニエル・アッガーの未来が、ますます素晴らしいものでありますように。