決して派手さはないものの、リバプールファンからこよなく愛された選手がいます。
ブラジルのスカウサーと呼ばれたルーカス・レイバのこと。
今からちょうど17年前の今日、2007年8月28日に、ルーカス・レイバは晴れてリバプールのメンバーとしてピッチに立ちました。
アンフィールドへやって来て、まだ間もない頃は、ルーカスに対する批評が多くあったことも確かです。
例えばファンは、ルーカスにシャビ・アロンソを被せて見ていたことも理由のひとつでありましょう。
苦労に苦労を重ねて、ルーカスは自分の立ち位置、プレイスタイルに改善を加え、チームになくてはならない存在になって行きます。
また、リバプール時代のルーカスは、何度となく重い怪我を負ったものでした。
普通の選手ならメンタルがもたないところでしょう。
そこから這い上がったルーカス。
今でも私は拍手を送りたいくらいです。
この日にあたり、ルーカスとご家族のご健康と幸運を心から祈ります。
20歳代の10年をすべてリバプールに捧げた男でした。