1月における移籍市場の窓が開いています。
冬の補強といえば、リヴァプールは結構良い選手を連れて来ているという話を時折書くのですが、ダニエル・アッガーもその1人です。
デンマーク代表としても活躍したダニエル・アッガー、彼のハートはまさにスカウサーそのものに思えて仕方ありません。
今からちょうど19年前の今日、2006年1月12日のこと、ダニエル・アッガーのリヴァプール入りが決まっています。
フットボーラーとしての人生をレッズに捧げた男と言ってもいいと私は思います。
それほどまでに、アッガーがリヴァプールのために尽くしたことは希有なこと。
アッガーはクレバーなセンターバックであり、しかもレフティー。
強烈な左足のキックを持っており、写真は私のお気に入りです。
アッガーが左足のロングを蹴るときのことを思い出すのですが、まるでロケットの発射台のようでした。
強烈なキックといえば、スティーブン・ジェラードも弾丸ミドルが代名詞。
アッガーとスティービーのキックは、またスタイルが違いましたし、それが魅力でもありました。
一時期、アッガーに興味を持っているビッグクラブがあるという報道が舞ったことがあります。
そのビッグクラブとは、私が記憶している限り、スペインの巨人さんなのですが。
しかしアッガーは、「リヴァプールが僕を必要とする限りここにいる」と発言しており、それがさらにコップのハートを鷲づかみにしたことがあります。
リヴァプールでの公式戦に232試合に出場し14ゴールを決めたアッガー。
彼の貢献度であったり、チームに示した情熱は、その数字だけで語り切れるものではありません。
リヴァプール時代、何度も怪我と戦って来たアッガー。
その度に立ち上がり、蘇った姿を忘れることができません。
まさに、レッズのレジェンドだと言っていいでしょう。