
1月という季節は、新しい出会いと別れがある時期です。
冬の移籍市場は、比較的動きが少ないと言われていますが、リバプールは結構1月に良い補強を行ってきました。
その代表例のひとつが、今回ご紹介するセンターバックです。
ダニエル・アッガーのリバプール入りから20年
10年一昔という言葉がありますが、あのダニエル・アッガーがリバプールに加入して20年が経ちました。
アッガーがリバプール入りを正式に決めたのは2006年1月12日のことで、当時の監督はラファ・ベニテス。
貴重なレフティーのセンターバックであり、クレバーさと大胆さを兼ね備えつつ、繊細なプレーもできるという選手でした。
強烈な左足のパンチ力
アッガーは、当時のセンターバックにあって足元も巧みなタイプでした。
それでいて、左足のキックは強烈!
目が覚めるようなロング・シュートをたたき込んだ光景は、今もなお私の脳裏に残っています。
当時のリバプールには、アッガーをはじめ、ジェラード、リーセなどがいたのですから、相手ゴールキーパーは恐怖だったろうと思うのです。
今のリバプールとは違い、補強に大金を費やしていなかった中、アッガーを連れてきたことはヒットでした。

フットボーラー人生をリバプールに捧げた男
アッガーといえば、繰り返す怪我との戦いもありました。
しかし、その度に不屈の思いで復活を遂げ、スティーブン・ジェラードがキャプテンだったリバプールの副キャプテンも務めました。
一時期、報道レベルでは「バルセロナがアッガーにオファーを出した」という話があったもののアッガーはリバプールに残ることを選択。
「リバプールが僕を必要としている限りここにいる」
と言ったという記憶が私にはあります。

デンマークのスカウサー
リバプールでのキャリアにおいてアッガーは、公式戦232試合に出場し14ゴールを記録しました。
怪我がなければ、この数字はもっと伸びたことでしょう。
しかし、アッガーという選手は、まさに記録より記憶に残る人でしたね。
指に刻まれたYNWAの文字が、いかにアッガーがリバプールを愛したかを雄弁に語っています。
リバプールで5番を背負った男は、まさにデンマークのスカウサーでした。
