5年前の今日。
2015年10月8日。
情熱的なドイツ人がリバプールへやって来ました。
当時、表現し難い閉塞感の中にあったリバプールに、明確なビジョンとパッションを与えてくれた人。
ユルゲン・クロップ。
シーズン途中で、リバプールの指揮官となったユルゲン・クロップ監督は、チームの立て直しに全力を注ぎます。
決して順風満帆の船出ではなかった。
やはり、完全にユルゲン・クロップの理想のチームにするためには時間が必要だった。
それでも、徐々にリバプールは強くなり、2シーズン連続のチャンピオンズリーグ決勝へチームを導きます。
一度目はレアル・マドリードに敗れたものの、翌シーズンにはビッグイヤーを掲げ。
さらに、リバプールに19回目のトップリーグ制覇をもたらします。
プレミアリーグとしては、実に初優勝でした。
リバプールは、強くなっただけではなく、その具現するフットボールが実に面白い。
見る者を魅了するものをユルゲン・クロップ監督が植え付けた。
厳しさと優しさと。
両面を兼ね備えた指揮官。
この監督のもとで、リバプールはより強くなることでしょう。
まずは、アストン・ヴィラに喫した敗戦から、どうチームを立て直すか!
希代のモチベーターでもあるユルゲン・クロップ監督。
この指揮官にチームを委ねてみたいと思います。