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あれから65年 ミュンヘンの悲劇

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長い歴史をもつイングランドのフットボール。
これまで、いくつかの悲劇がありました。
今からちょうど65年前の今日、1958年2月6日には、非常に悲しい事故が起こっています。

ミュンヘンの悲劇と呼ばれるもので、世界中のフットボール界に衝撃が奔ったものでした。
ミュンヘンの悲劇とは、マンチェスター・ユナイテッドのメンバー達を乗せた飛行機が離陸時のトラブルによりミュンヘン(西ドイツ)のリーム空港で事故を起こしたものです。
多くの死傷者を出したこの事故において、マンチェスター・ユナイテッドのプレイヤーでは8人が帰らぬ人となっています。
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであり、イングランド代表の象徴、その1人でもある、あのボビー・チャールトンさんも同乗していたことで知られます。

リバプールとマンチェスター・ユナイテッドといえば、強烈なライバル関係にあり、長くしのぎを削って来たものです。
しかし、この日ばかりは、リバプールもクラブとして哀悼の意を表しており、毎年のように弔意を示しています。

どのクラブ、どのチームを好きになるかは、人それぞれだし、個人の自由であります。
ただ、私はいつも思うのですが、ライバルチームへのリスペクトは忘れたくありませんね。
それがなければ、ただの遺恨になってしまうし、スポーツではなくなってしまいます。
道半ばで逝ったマンチェスターのアイドル達に、心からの拍手を送ると共に、ご冥福をお祈りします。
どうぞ安らかに。

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