リバプール対ドルトムント。
今、思い出しても鳥肌の立つ試合でした。
近年希に見る名勝負だったのではないでしょうか。
この試合展開は、まるで物語。
あのイスタンブールの奇跡をも思い出させるものでした。
試合後にディボク・オリギが明かしたところによれば、ハーフタイムにユルゲン・クロップ監督はプレイヤー達へ向けて、「孫にまで語り継げる物語をつくれ!」と言ったそうです。
奇跡を起こせ!ということですね。
オリギが試合後に語った言葉とは、次のようなものです。
「監督は、ぼく達に言ったんだ。孫に伝えられるものを創り上げろ!とね」
「そして、特別な夜をここにいるファンに届けろと!もね」
「ぼく達は、その言葉を信じたんだ」
言葉のもつパワーとは、それを発する人の器によりますね。
同じ言葉を駆使しても、伝わり方がまったく違う。
ユルゲン・クロップ。
一箇のカリスマ!ですね。
間違いなく今回のリバプール対ドルトムント戦は、末永くコップファミリーの間に、世代を超えて語り継がれていくことでしょう。
素晴らしい物語でした。