リバプールの有力な補強候補だとされているバイエルン所属のマリオ・ゲッツェ(ドイツ)ですが、古巣であるドルトムントも獲得に動いているという報道がありました。
ただ、ドルトムントサポーターの中には、マリオ・ゲッツェの復帰にアレルギー反応を示す人々も少なくはなく、過日は「マリオ・ゲッツェは帰ってくるな!」という意味のバナーがスタジアムに出たほど・・・。
そんな中、ドルトムントのCEOであるハンス・ヨアヒム・ヴァツケの発言がちょっと気になりましたので、ご紹介しようと思う次第です。
ハンス・ヨアヒム・ヴァツケは、マリオ・ゲッツェがドルトムントへ戻ってくるなら、常にドアは開いているという発言もしてきましたが、今回はサポーターに対する件についても言及しています。
もし、ドルトムントがマリオ・ゲッツェを呼び戻すならば、サポーターに、彼がバイエルンへ行ったいきさつを説明する必要があると。
「もし彼がマーケットに出るならば、すべきことは明確だよ。私達は彼について話し合いをすることになる」
「ドルトムント出身のあるゆるプレイヤーに、常にドアは開かれているんだ」
「もし彼が戻ってくるならば、ファンと話をしなければならないし、バイエルンへ去った経緯を説明する必要がある」
「しかし、私は彼等(ファン)が、マリオ・ゲッツェにセカンドチャンスを与えないとは思っていないよ」
ハンス・ヨアヒム・ヴァツケの見解では、最終的にはドルトムントのサポーターは、マリオ・ゲッツェの復帰を歓迎するという、ある意味楽観視とも言える見通しを持っているようです。
さて、リバプール!
どう手を打ちますか。
やはり、ユルゲン・クロップの人望頼みになるのか?
ちょっと気がかりなのは、バイエルンがドルトムントのマッツ・フンメルス獲得でほぼ合意という報道があることです。
それが事実だとすれば、バイエルンとドルトムントの間には、移籍に関してラインが出来ているということ。
フンメルスがバイエルンへ行く代わりに、マリオ・ゲッツェがドルトムント・・・という取引が行われる可能性も、完全には否定できません。
あとは、マリオ・ゲッツェ本人の気持ちが、実際はどうなのか?という部分も大きいですね。
いずれにしても、様相としては、マリオ・ゲッツェ獲得レースは、リバプール対ドルトムントという構図になる可能性が高い!と、言っていいように感じます。