アーセナルのサンティ・カソルラが、ヨーロッパリーグ準決勝リバプール対ビジャレアル戦を前に、ビジャレアルに対し、リバプールで最も注意すべきプレイヤーについてアドバイスを送っています。
いわゆるカソルラが考える現在のリバプールにおけるベストプレイヤーということですね。
というのも、カソルラは17歳のときにビジャレアルに加入し、そのままトップチームにステップアップしています。
いわば、彼自身のフットボールの原点のようなクラブだと言っていいでしょう。
カソルラは、ビジャレアルに大きなチャンスがあると語りつつも、アンフィールドでのセカンドレグは苦しいものになると警告しています。
カソルラとしては、ビジャレアルにもチャンスがあるし、ヨーロッパリーグの制覇を果たしてほしいと期待しているとのこと。
ただ、ホーム&アウェイということで、セカンドレグでのアンフィールドは厳しいものになると予想し、よってファーストレグでいい結果を出すべきだ!という主張かと思います。
さらにカソルラは、最も警戒すべきリバプールのベスト・プレイヤーとして一人の名前を具体的にあげています。
フィリペ・コウチーニョ!
カソルラは言います。
「彼こそは、リバプールのベストプレイヤーであり、彼等のプレイの多くはコウチーニョを経由している!」と。
カソルラとしては、とにかくコウチーニョを厳しくマークし、封じ込めろ!と言いたいのだと思います。
ヨーロッパリーグの準々決勝を思い出しても、ドルトムントは、かなり厳しくコウチーニョのマークに来ていましたね。
コウチを封じるために人数も割いていた。
ですが、そういった厳しいマークに合うことくらいは、コウチ自身がよく分かっているし、既に何度も経験済み。
もし、コウチに相手プレイヤーが複数以上マークで寄ってきたら、必然、ロベルト・フィルミーノあるいはアダム・ララーナにフリースペースが生まれる可能性もある。
おそらくコウチは、そんなことは承知の上で、上手くボールを裁くことでしょう。
ただ、リバプールとしては、コウチがかなりの厳しいマークに合うことをあらかじめ計算に入れた上で戦術を練っておく必要はありそうです。
とはいえ、そういった囲い込みにあってもすり抜けてしまうのが、リトルマジシャンの真骨頂ですね。
コウチはきっとやってくれることでしょう。
ある意味、カソルラとしては、それだけコウチのことを評価しているとも言えそうです。